2009年05月11日

営業中の交通事故の防止に対する配慮

この4月、パチンコホールに損害賠償を命じる判決のニュースがありました。



遊技客に同伴していた幼児が店外で自動車に引かれて死亡したことについて、店にも安全配慮義務があったという認定のようです。



この判決のケースに踏み込むまでも無く、遊技場には経営上の安全配慮義務があります。



その義務がどこまでか、と問われても、「それは常識に従って考えてください」と言わざるを得ず、リスク対策としては、<一般社会通念よりも一回り大きい範囲でとらえて対応しておいたほうが良い>、というふうに思います。



ところが、<ひとまわり>どころが、ごく常識的な配慮さえ欠けているケースを良く見かけます。



たとえばゲームセンターの場合で、店外にクレーン式ゲーム機等を設置しているのに、そのゲーム機で遊技する子ども達が自転車や歩行者、または自動車等と接触してしまう可能性を考えていないことがあります。



またパチンコ店でも、看板やのぼり端等を歩道に設置していれば、事故を誘発する可能性があります。



道路交通法違反に問われかねないケースもあります。



「売上が大きいから」とか「今までは大丈夫だったから」という理由は、事故が起きてしまうと、もちろん被害者には通用しません。



重要なポイントは、<将来起こりうる事故について配慮していたかどうか>ですから、「売上」だの「過去は大丈夫だった」などの言い訳は、言えば言うほど自分の首をしめることになります。



遊技場経営者の皆さんには、遊技場内部はもちろん、営業所の周辺についても定期的に見回って、事故やトラブルが発生しそうなポイントが無いかどうか確認することをお勧めします。



hino