2011年08月08日

風営法の解釈基準見直しの件について概要をまとめた参考資料をアップしました。

 今回の解釈基準見直しの概要をまとめた資料を会員向けににアップしておりますので、以下からダウンロードしてみてください。見直し以前の規制と、今回追加又は修正された部分を整理したものです。

http://nozomi-soken.jp/p/H23minaoshi1.02-02.pdf

 6月の風営法解釈基準見直し通達の件のうち、広告宣伝規制に関して、よくある問い合わせはおおむね次のようなものです。

・どのような広告が規制の対象となるのか(又は、どのような広告ならば大丈夫か)。

・逃げ道はないのか。

・今すぐ改善しなければならないのか。

・来店ポイントはどうなるのか。

こういったことは、各店舗の経営方針や店舗の置かれた状況によってとらえ方が異なるはずですし、
ご承知のとおり、風営法の解釈は地域により、人により、タイミングによって、温度差があります。

これについては個別のお問い合わせや、店舗訪問の際に説明させていただいています。
なお、いざ店舗を拝見させていただいてみると、今回の解釈基準見直し以前の問題として、すでに風営法に違反している部分を発見してしまうことがしばしばありました。

今回のような「見直し」の際には、まずは口頭指導から、そして徐々に厳しい段階へと導かれて行く場合が多いですが、かといって行政は風営法違反に対していつでも行政処分を行うことができるわけです。

今後は店内広告等について行政から質問されるケースが増えてくると思いますが、行政の注意が広告の部分だけにとどまるとは限りませんので、営業方法全般に注意又は見直しをしておくことも重要です。

私の感触では、とくに等価交換違反にあたる賞品提供が行われていて、その問題点にうっかり気がつかれていないケースが思ったよりも多いと感じています。
この際ですから、ホール営業全般の見直しをおすすめします。

2011年08月04日

パチンコ店駐車場への子連れ入場拒否を警察庁が要請

 http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011080301000122.html


パチンコ店へ子連れ車、入場拒否 警察庁要請、放置死多発

というニュースがありました。

もちろん、各ホールでは駐車場の見回りをしたり、子どもを連れてこないよう呼びかけるなどしておられると思いますが、このような事件が後をたたないため、今回は警察庁から、子ども連れの駐車場の使用を禁止するよう要請することになりました。

駐車場の管理権に基づいて入場を拒否せよ、ということです。
この7月に事件が起きたとき、私はたまたま石川県におりました。
曇りの合間に晴れ間が覗くような天候が続いてしましたが、気温はこの時期にしては高くはなかったように思います。
石川県は天気が変わりやすい地域でもあります。
この程度の気温なら大丈夫と保護者は油断したのかもしれません。

こうした一瞬の油断を防止するのは大変難しいことです。
ホールさんには雨の日や気温が低い日でも、頻繁に巡回していただいて、積極的にお客さんに注意を呼びかけるようにしていただいて、たとえ一瞬でも車内放置を許さないといった姿勢を見せて行かないと、完全な防止は実現しにくいと思います。

「夏日でなければ大丈夫」
「ちょっとの時間なら大丈夫」
という雰囲気は無くして行く必要があるのです。

海外では、子どもを車内に放置しただけで処罰される国もありますし、人命がかかっているのですから、少なくともホールの管理権が及ぶ範囲では、又は管理権を越えてでも、大げさな対応をとった方がよいのではないかと思います。

客も様々ですから、ときに柔軟な対応をとれるようにしていただきたいです。
P店の駐車場がだめなら他の駐車場で、と考える危険な親がいないとも限りません。
「責任逃れ」ではなくて、痛ましい事故が実際に起きないような配慮をしていただきたいです。
ときにはホールで子どもを預かるくらいの覚悟があってもよいと思います。
法律よりも人命の方が大切なのですから。
posted by 風営法担当 at 10:32 | TrackBack(0) | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

広告の意味について答えられますか

 昨日アップしたテーマの補足になります。

特に店内広告について、行政の方から突然に質問を受けるケースが多くなっているはずです。
すでに書きましたが、広告表現について質問を受けた際に、適切に回答できるようでなければ困ったことになります。
適切に回答できないような広告表現は控えた方がよいという状況になりつつあるようです。

 「海の日って何の日ですか?」

 「イベントやってます。」

 「どんなイベントですか。」

 「海物語をおすすめしているんです。」

 「どうして?」

こんな問答はヒヤヒヤしますね。

店内広告の意味については本来、お客様から尋ねられれば店員全員が答えられなければ不自然ではあります。
しかし、行政から質問を受けたときに適切に回答できる店員さんは、ごく一部ではないでしょうか。
また、行政担当者の理解の仕方にはどうしても個性があり、解釈には幅がありますから、他の地域の情報のみを頼りにしないで慎重に判断することになるでしょう。
当分は、業界全体で誤解や油断、行き過ぎ、といった現象が頻発します。

言葉がダメならイラストで、という話は当然出てきますが、これも一切禁止ということがありえます。
無意味なデザインや記号も一切ダメというところまで、行き着く可能性があります。
広告宣伝を企画する際には、そのあたりのことも念頭に入れて、柔軟に判断することになるでしょう。

相変わらず激しい表現を続けているところもあれば、あいまいな表現を一切削ってしまっている店舗もあり、リスク管理の方針は様々ですが、やはり大手は手堅い対応をしています。
目立つ店舗のリスクは高くなると考えるのが自然だと思います。
見せしめ的な摘発は当然予想されます。
もし行政から指導を受けた際には、その指導の意味を的確に把握し、ただちに改善しましょう。
せっかくの指導を受け流して後悔する話は少なくありません。