2012年11月29日

ひさびさに驚きのニュース

営業許可の取り消しを命令 交野市のパチンコ店めぐる訴訟 大阪地裁

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121127/waf12112720490023-n1.htm

警察庁が4号営業関係の政令と規則をいつの間にか改正していたのにも驚きましたが、このニュースにも驚きました。

パチンコ店と景品交換所が一体として見られている点が業界にとって痛い話ですが、一方で、公安委員会の許可について取り消しを命じられているのも痛い話です。

詳しいことがわかったら、いずれまたアップしようと思います。



posted by 風営担当 at 21:02 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2012年11月24日

ダンス規制の解釈について思う

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?ANKEN_TYPE=3&CLASSNAME=Pcm1090&KID=120120009&OBJCD=&GROUP=

ダンス教授団体の指定等に関する風営法施行令の改正について、パブリックコメントの募集結果が公表されました。
内容は上記リンク先をご覧ください。

最近はパチンコ屋営業に関連することで頭がいっぱいでして、飲食業や性風俗関係は二の次になっておりますが、ダンス規制のあり方も今後の風営法の行方に関連すると思って注目しております。
今回公表された内容を読んで興味深かった点に触れます。

ダンス規制の必要性について行政の解釈。
以下、抜粋。

「・・・したがって、社交ダンスに代表されるような男女がペアとなって踊ることが通常の形態とされているダンスを客にさせる営業は、その性質上、男女間の享楽的雰囲気が過度にわたる可能性があり、4号営業として規制対象となりますが、一方、ヒップホップダンスや盆踊りなど、男女がペアとなって踊ることが通常の形態とされていないダンスを客にさせる営業は、それだけでは、男女間の享楽的雰囲気が過度にわたる可能性があるとは言い難く、現実に風俗上の問題等が生じている実態も認められないことから、原則として4号営業として規制対象とする扱いをしていません(ただし、このようなダンスを客にさせる営業であっても、例えば、ダンスをさせるための営業所の部分の床面積がダンスの参加者数に比して著しく狭く、密集してダンスをさせるものなど、男女間の享楽的雰囲気が過度にわたる可能性があるものについては、4号営業として規制対象となりえます。)。」 以上

以前にブログで書いたかもしれませんが、本来風営法の規制対象となるダンスとは、「男女がペアとなって踊る」という要素があるものに限定されるべきだと思っていましたので、この点よくわかります。

そして、仕方がないのですが、この要素のあるなしでダンス営業を線引きすることは、実際にはなかなか難しい側面を含んでいます。
無許可4号営業の取り締まりに際して、「男女ペアでは踊らせていなかった。」という言い訳が出るでしょうが、「それでも男女間の享楽的雰囲気が過度となる可能性があった」という理由で無許可営業が成立することになります。

各人が好き勝手に単独で踊っている場合でもすでに取締りを受けていると思います。
「男女がペアとなって踊ることが通常の形態とされているダンス」は「男女間の享楽的雰囲気」が「過度」となる「可能性」があるから規制対象なのであって、社交ダンスはその一種に過ぎないという論理であるにしても、そのような規制対象、つまり「過度な享楽的雰囲気の可能性」があるダンスと他のダンスとで一線を画することは容易ではありません。

実際の取締りの現場では、社交ダンス自体は取り締まるべき対象とは考えられていないと思います。
一般的なクラブハウスのような、各人が自由に踊る形態のお店が取締りの対象になっていることが多いと思われますが、「踊りの形態」で識別しようとすると「男女ぺア」の論理では通用しにくいことがあるでしょうから、ダンスをさせている店の「雰囲気」で識別するという話になってしまうのでしょう。
風営法上の規制の趣旨も、本来はそこにあるのだと思います。

ですので、今回の内容には「雰囲気」という概念が持ち込まれています。
「男女間の享楽的雰囲気が過度にわたる可能性」の有無で線引きするとなっているのは、このような事情からでしょう。
しかしこの言葉、風営法ではよく用いられる手法ですが、「享楽的」「雰囲気」「過度」「可能性」といった線引き困難なあいまいな言葉を羅列しているわけで、これでは「行政の判断次第」という状況は以前として残るということになります。

ダンスが学校教育で必修になるような事態だからこそ、ダンスについて行政の恣意的判断が持ち込まれる可能性が少なくて済むような仕組みが期待されていたのではないかと思うのですが、どうもそういう方向性ではないようです。
「飲食店+ダンス」とか「深夜+ダンス」といった要素で仕分けなら、ダンスについて議論しないで済むかもと思っていましたけれど。

ともかく、今回の内容ではダンスの内容よりも、「雰囲気」で判断するという考え方が濃厚に出てきました。
あえて単純化して言えば、「どのようなダンスや踊りであろうとも、享楽的な要素があれば規制対象となりうる」ということであろうと思います。「男女間の」という言葉には「性的な」という意味があるのでしょうが、「単純な享楽」と「男女間の享楽」にどれほどの差があるでしょう。

ロックミュージシャンのコンサートでは観客が踊っていますが、あれは「過度には享楽的ではない」となるのでしょうか。でも楽曲の内容によっては著しく享楽的になりえます。
時代劇などでは、男が芸者と一緒に踊って遊ぶようなシーンがありますが、あれは享楽的だということで4号営業だと。
でも日本舞踊の教授は4号にはあたらない、なぜなら享楽的要素がないから。
「日本古来の踊り」ではありますが、雰囲気に対する「イメージ」によって違法か合法かが異なるわけです。
しかし、そのイメージはいったい誰のイメージなのか。

こういったことは風営法の宿命みたいなもので、ある程度さけられないことではありますが、今回の政令改正について、自分が教えるダンスを享楽的ではないと思っているダンス教授者の皆さんはどうお考えになるのでしょう。考えようによっては、ダンスは全て享楽的なものではあります。だから「過度」という言葉をつけたのでしょうが、何を持って「過度」とするか。

これまで「一部の人たち」だけが向き合っていた風営法又は「行政判断」というものが、「一般の人たち」にまで影響を及ぼしつつあります。
この傾向は今後も進んでゆくのでしょうが、ダンス規制のあり方はこの方向性で済むのかどうか悩ましいところです。

とりあえず思いつくところを書きましたが、考えが変わったらこの文章を修正します。
posted by 風営担当 at 19:11 | 飲食店業界

2012年11月22日

風営法を理解する方法について思う

風営法の重要性は以前よりも意識されるようになりました。
しかし、もっと理解しよう、という努力は、あまり真剣に考えられていないように思います。

他人にやらせるときは「やれ、もっとやれ」と言えるけれど、自分がやるという話になると「忙しいからいずれ」ということになるのは私も同じ。

結局のところ、人はやりたいことには時間もお金もかけますが、やりたくないことからは無意識に遠ざかってしまうものです。
それでも重要だから風営法を理解していただこうと思うなら、いろいろ手練手管というものも必要でしょう。

そもそも、「知ってるつもり」という問題もあります。
人間にとって一番重要なことは「無知の知」であるとか言った哲学者がいました。
自分が何を知らないかを知ることが一番重要で難しいのです。

だから、セミナーをやって、えらそうな解説を聞かせているだけではダメでして、自分が知らなかったポイントを発見させることが何より重要だと思います。

そういうわけで、弊社ではモバイルラーニングといった手法も試しております。
毎週一回、風営法のテスト問題に挑戦していただきましょう。
サポっている人には「ちゃんと答えてよ。」とお願いすることもあります。

そうでもしないと、忙しいと言う理由で何にもしてくれないというところが現実ではないでしょうか。
本当は、自主的に勉強会でも、法令通達の確認でもやっていただくのが良いことですが、そういったことが難しいと言うことであれば、お試しでモバイルラーニングに挑戦いただこうと考えております。

これまで弊社と関わってくださった皆様には、少しずつご案内を差し上げております。
ご興味ある方には無料でテスト問題を配信しておりますので、改めてお声かけくださいませ。

システム上、多少面倒な登録手続が必要ですがご容赦ください。
お申し込みはこちらからファイルをダウンロードして、添付ファイルなどでお送りください。

http://nozomi-soken.jp/souko/msp1.01.doc

あて先はこちらまで。

のぞみ総研 風営法担当

recept@nozomi-soken.jp

人数がいっぱいになったら募集を中断するかもしれません。



posted by 風営担当 at 21:24 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場