2014年10月09日

10月17日施行 従業者名簿に関する改正内閣府令

今月17日から施行されることが決定されたようです。

NHK : 風俗店従業員名簿の本籍記載を廃止へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141009/k10015260511000.html

思いのほか早い施行となりましたが、すでにメルマガ等でお知らせしたとおり、どうすべきか実務上悩む点があります。

少なくとも、本籍地全部が記載された住民票の写し等を提出させるようなことがないようお願いします。

ちなみに、これは従業者名簿のことであって、新任の役員や管理者に関する身分証明書としての住民票の写しについては本籍地全部の記載が相変わらず必要です。

それと、パチンコ、麻雀、ゲームセンター等営業については他の風俗営業と取扱が異なる部分がありますから、その点も誤解されませんよう。

遊技場を除く風俗営業、性風俗関連特殊営業、酒類提供飲食店営業(夜10時以降営業の)については、従業者に関して、<本籍のうちの都道府県までを記載した住民票記載事項証明書>で名簿記載事項を確認し、その確認に用いた証明資料の写し等を確認資料として保存してください。

遊技場については状況によって各事業者でご判断ください。

もう1週間しかありません。
現場への周知徹底を迅速に行いましょう。

なお警察庁のホームページには何の説明ものっていないようです。
きっとそれなりの混乱が生じるでしょう。

住民票記載事項証明書がちゃんと取れると良いのですが。。。








posted by 風営法担当 at 18:46 | 風営法一般

2014年10月08日

他人事ではない、うちわ問答について思う

お祭りで配った団扇(うちわ)について法務大臣が
「活動報告や政策を印刷した配布物である。」
「団扇としての使い方もできる・・・」
と答弁されていました。

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100802000112.html

公職選挙法では、公職にある者が選挙区内で寄付することを禁止しています。
たとえば関連しそうな条文の一つがこれ。

第百九十九条の二  公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。以下この条において「公職の候補者等」という。)は、当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域。以下この条において同じ。)内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄附をしてはならない。

団扇だとすれば違法だが、配布物がたまたま団扇の形をしていたのなら違法ではないということでしょうか。

他人事ととして見れば、「法務大臣のクセに何言ってんだ。」と思われるでしょうが、これがたとえばホール業界ならばどうでしょう。

「たまたま結果として賞品が流通しているのです。それが換金と受け止められるならばそういう風にも見えるが・・・。」

次世代の党という政党が特殊景品の流通を禁止する条文を風営法に盛り込むことを検討中だとか。
もともと禁止されていることを具体的に禁止するというのですが、本気なのか皮肉なのか。

日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS06H1X_W4A001C1PP8000/

一番恐れていた現象が起きつつあります。
当然ながら業界の皆様は法的な問題点をよくご理解のはず。ですよね。

なぜハンドル固定や目押しがNGなのか。
なぜ買取規制や広告規制が重視されるのか。

現実の厳しさがあまり現場で理解されていないようですが、たしかに現場にできることは限られています。
でも、今何が重要な論点であるかはわかっておいていただきたいです。

今後は「普通の会社」になるのです。
なれなければいずれオワリだと考えてほご間違いないでしょう。

経営者はともかく、業界をささえているたくさんの人たちのことが心配です。
今後何があっても力強く生きていただきたいです。

今日も都内で風営法の研修をやりますが、この1年の総まとめがこのテーマです。
法律の知識だけでは意味がありません。
どこの業界でも法律どおりにならない部分がたくさんありますので。

法律分野では場所、時間、立場をふまえた総合的な判断が必要です。
現実に意味がある対応をしていただくための研修を行うのが私の仕事です。

その内容はどこの業界でも、人生においても、必ず役に立つことであるはずです。

















posted by 風営法担当 at 11:14 | Comment(0) | 風営法一般

2014年10月01日

従業者名簿の取り扱いの変更に関する資料(ホール営業用)をアップしました

従業者名簿の改正について、前回のブログで長文の説明を掲載しましたが、法的論点の説明がとても複雑でわかりにくいと思います。

そこで、これは地方組合さんのミニセミナーで使ったものを少し修正したものですが、パワーポイントデータをPDF化したものを以下にアップロードしました。こんな内容でよろしければ(いや別の内容でも)お呼びいただいたらどこへでもまいります。

後で不安になってこのファイルを削除するかもしれませんが、しばらくの間アップいたします。
どなたでもダウンロードできますので、よろしければご参考までにどうぞ。

但し、この資料は遊技場営業用です。これ以外の営業では規制内容が異なります。

http://nozomi-soken.jp/p/souko/201409meibo01.pdf

<ご注意を>
セミナーで私が話しながら使った資料なので、これを見るだけではわかりにくい部分があるかもしれませんが、色使いで強調されている部分に注目しながらご覧になってください。

posted by 風営法担当 at 11:51 | Comment(0) | パチンコ・ゲームセンター・遊技場