2016年05月02日

釘曲げで書類送検のニュース

<行政処分等の無料相談(全国対応)>




<玉が入りやすいようにクギ曲げた、パチンコ店店長書類送検「集客して利益増やすため」 京都府警、風営法違反容疑>

というニュースがありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000510-san-soci

釘曲げだけのことで無承認変更として摘発され、行政処分のほか書類送検、つまり刑事罰を科される手続に入ってしまうのです。
もし罰金になれば、それが店長だけならともかく法人が罰金ということになれば、欠格事由に該当するので
「全店舗許可取り消し」という私がセミナーで連呼していた最悪の事態となりえます。

国内ニュースのアクセスランキング一位です。
ヤフーでは閲覧者のコメントが見れます。
見れば、多くはこんな意見です。

「釘曲げが違法だったのか?じゃあ全部の店が違法じゃないか。他の店は摘発しないのか?」

国会方面では警察庁から、違反があれば厳しく処分する旨の答弁もされています。
確かに、ちゃんと処分されていますね。

さらに産経新聞のニュースを見ると、写真が3枚出ています。
http://www.sankei.com/west/news/160502/wst1605020042-n1.html
ニュースの左上の写真をクリックしてください。

一つは押収された遊技機の写真。全部で30台以上見えます。

一つは、くぎを曲げるための工具の写真。
変更行為の証拠となります。

そして、中央入賞口の釘の開き具合の写真。
京都府警から提供された写真です。

この程度でも。いや、そういう問題ではなくて、釘を変更することが違反だということです。
だからと言って。。。。いや、この程度にしておきましょう。

さて。
この状況を総合して考えてみるに、処分のニュースがコレだけで済むのかどうか。
どうも、そういうことではないような気がしています。








posted by 風営法担当 at 15:20 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2016年05月01日

遊技機の部品変更と変更承認申請の順序について

4月から遊技機流通については新しいルールが始まりまして、本当の点検確認を本気でやることになりました。
ここはデリケートな話なので、あまり触れたくないのですが、結論から言えば、「テキトーにやっていたことをしっかりやることになった。」
ということです。

「なにもそこまで」という気もしますが、「法制度の趣旨を堂々と踏み破ったらどうなるか」という壮大な実験に業界ぐるみで挑んだ結果の反応がこれです。

「一線を越えてしまった」以上は、なにごとも法令どおりという原則に従うしかありません。

さて、前置きが長くなりましたが、遊技機の部品変更の必要が生じて、公安委員会に変更承認申請を行う場合のことです。
今のところ、次のような順番であろうと思います。

@部品変更の必要が生じた。
(必要あれば稼動停止)

A保証書の入手

B変更承認申請

C部品変更(少なくともこの時点で稼動停止されているはず)

D点検確認

E行政による検査

F変更の承認(通知又は承認通知書の交付)

G稼動再開

先に断っておきます。これは私の見解にすぎません。
さて。

申請の後で部品を変更するのか?
どうして保証書を先に出しておきながら点検が後なのか?

そういう疑問はわからないでもないですし、他の部分でも気になる点はあるのですが、要綱を見たところでは、とりあえず今はこれが正解ということでしょうと。

「これまでの取扱いと違う。」

そういうこともあるでしょうが、要綱をよくご覧くださいと。
この順序を間違えることで、A量定違反のリスクも生じえます。

なお。
完璧なルールはありません。そして、ルールを使うのは「人」であります。
いつも私がセミナーで強調するのはその点です。

法律屋の解釈をいくら聞いたところで、使う人が違う解釈ならそちらが優先ですよ。
細かい話はまたいずれ。。。





posted by 風営法担当 at 12:53 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場