2018年07月29日

麻雀・カジノで喫煙専用室を設置する際の注意点

受動喫煙対策となる健康増進法改正案が成立しましたので、遊技場も原則全面禁煙が避けがたい情勢となりました。

先日は都遊協さんで、受動喫煙関係の風営法手続きの解説をしましたが、都内限定ならともかく、全国に向けてとなりますと、手続き上の取り扱いには地域色がかなりありそうな予感がします。

ともあれ、喫煙専用室を新設する場合には変更承認などの面倒な手続きが必要となりえますのでご注意ください。

さて、そんなありきたりなことはともかくとして、マージャン店とカジノ店における注意点を一つ。

麻雀など現金賭博の発生が懸念されやすい業種については、喫煙専用室のように完全に隔離された個室を設置する際には、そのままでは承認(許可)がでない、又は許可条件が付される、などの可能性があります。

これは、外部からの見通しが悪い客室(個室)では賭博行為が行われやすいという事情があるからですが、せっかく喫煙用の個室を作ったのに、「ドアを開放せよ」などの許可条件を付与されてしまうと、喫煙室として機能できなくなってしまいます。

というわけで、パチンコ店は関係ないとしても、麻雀とカジノでは喫煙専用室の設置について慎重な検討を要します。

忘れないうちにブログに掲載したかったので、ひとまず。。。
posted by 風営法担当 at 22:10 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2018年07月23日

「世代による感覚の違い」について思う

著作権、風営法、ハラスメント対策、リスク対策、総合的なコンプライアンス。

かれこれ20年にわたって研修講師をやってまいりましたが、またちょっと自信がなくなっています。

自分の研修方針はこれでいいのなかと。

特に気になるのは、若い世代に向けてのこと。

世の中が変化し、人の意識や価値観も変わってゆく中で、私の考えが時代に合ったものであるのか。

私は「生き方」としてのコンプライアンスにこだわっていますし、今後もそれは変わらないでしょう。

しかし、「生き方」はいろいろなのですよね。私が押し付けても、相手の心に響かなければ意味がないのです。

「世代による感覚の違い」は重要です。しかし、あまり意識しすぎてもいけないのかどうか。悩みます。

ハラスメント研修でたくさんの本音をうかがっていると、コンプライアンスの行末えも容易ではないなあと思います。

今のコンプライアンスは決して愉快な状況ではありません。

マニュアルやルールを一方的に押し付けて、結果について知らん顔をするつもりの人。

責任を押し付けられても、そういったことを考えないで平気でいられる人達。

本末転倒な法令遵守。無意味なルール。無駄な配慮。それらの放置。

私自身が、理想のコンプライアンスを実践できているわけでもありませんし、「結局なんなんだ」と思います。

簡単に言うなら、「白か黒か」ということです。・・・これじゃ、わかりませんよね。

また乗り越えるべき課題が見えて来たな、と思う今日この頃です。

余談ですが、いろんな法律や改正法が生まれていますね。

まだ整理できていないので、またいずれ。。。
posted by 風営法担当 at 10:23 | コンプライアンス総合

2018年07月16日

ホール業界のハラスメント研修について思う

ホール業界でハラスメント研修を実施しているという話は、これまであまり聞こえてこなかったのですが、今年になってハラスメント対策に取り組むホール経営企業がふえている様です。

パワハラやセクハラは企業の人材確保に深刻な影響を及ぼしますが、ようやくそのあたりのことが注目されはじめたのでしょうか。

ハラスメントが発生しやすい会社では、法令違反リスクも比例して高いと考えています。

特に気になっている無承認変更の摘発事案では、内部通報が端緒となったケースが少なくないのではないか、とも思いますが、内部通報とハラスメントとの関連性も気になっています。

ですので、最近はハラスメント対策と法的リスクをミックスした研修を行うようになりました。

いずれも「時代の変化への対応」という深刻なテーマを含んでいますので、ハラスメントもコンプライアンスも、まとめてしまった方が話が早いのです。

しかし、ハラスメント研修を実施したところで、それまでの気分を変えるつもりのない人がたくさんいるのであれば、改善を望めません。

それどころか、多数を占める「静かな人たち」が、ハラスメント研修を受けたことによって、よりいっそう縮こまってしまっては、かえって逆効果です。

ハラスメント研修は◎×式の、つまり、「これはやっていい。これはダメ。」みたいな内容では弊害が多いのです。

ハラスメントは相手の受け取り方によっていろいろですから、私自身もハラスメントをしてしまう可能性に注意しなければなりません。

ハラスメントを未然に防止するのも結構ですが、相手の本音を聞いて素直に反省することの方が、よほど現実的だと思います。

つまり、本音を言いやすい雰囲気作りが理想ではありますが、これは容易なことではありません。

ハラスメント対策もコンプライアンスと同様、計画的に、長期的な視野で実施することをお勧めします。

当分は、ホール業界向けのハラスメント研修に力を入れますので、お気軽にお問合せいただきたいです。
posted by 風営法担当 at 22:36 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場