2018年12月27日

今年のホール業界の摘発リスクを振り返って

さて。

今年最後になりそうなので、この一年を振り返ってみますと。

これはパチンコ業界特有の話ですが、行政処分としての許可取消を強く意識した年でした。

この時期は飲食店系の摘発の相談が多いですが、あちらは許可取消なんてそうそうありません。

設備の無承認変更でも、書類送検されないとか、停止2月とか、条例違反どまりとか、指示処分とかもあります。

ところが、パチンコ業界では部品一個の無承認変更で営業停止6月とか書類送検とか、起きてますよね。

世情ではあまり認識されていませんが、パチンコ店の許可取り消し処分だって実際に起き得るし、ある意味では現に起きています。

このあたりの感覚は中小ホールと大手さんとではかなり温度差がありますね。

 <<なぜでしょうね>>

本来なら多店舗展開している法人の方がリスクが高いはずなんですけれど、人の感覚というものは数値的な合理性とは別なのです。そもそもリスクをご存じないし。

まあ、それはさておき。

最大のリスクである無承認変更ですが、事業関係者からの情報漏えい又は通報が背景にあると思われる事案がここ数年増えています。

社内の人間関係や雰囲気が非常に重要だということは、このブログでもたびたび指摘してきましたが、かといって「どうすればいいのか?」となると、ことは容易ではありません。

長期的な視野で社内風土を改善してゆく計画を立てることが第一歩です。
当然これは経営層の覚悟が必要です。

平成もそろそろ終わりになります。
新しい時代に対応できる組織づくりは、今すぐ始めるのがよろしいと思いますよ。
posted by 風営法担当 at 11:02 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2018年12月10日

本当のコンプライアンスを理解する研修を

法令を理解しても、それだけでは意味がない。

だって、守れるところと守れないところがあるから。

ならば、どのように守り、どのように無視するのか。

この話の意味がわからない方には、ぜひ弊社のセミナーを受けていただきたいです。

全てのルールを守れるつもりでいる人。

それはつまり、現実を何もわかっていないか、責任を負う覚悟がないか。。。

今の時代のコンプライアンスは、そんな甘いものではないのです。

風営法を学ぶ前に大事なことがありますよ。

大事なことは「考え方」です。

自分で考えてみましょうよ。

それなしに現実的な判断はできません。

言い換えれば、真のコンプライアンスを理解できなければ、優秀な管理者にも、店長にも、経営者にもなれません。

3時間つくっていただければ結構です。

全国どこでも参りますので、ぜひお声かけください。

ホール業界に限定しておりません。

これまで全国の企業で実施するたびに好評でしたので、自信をもっておすすめします。

但し、非公開かつ録画禁止でお願いします。

のぞみ総研の研修担当まで
お電話 042-701-3010
posted by 風営法担当 at 15:43 | なんとなく風営法がわかるBar

2018年12月03日

客に提供した特殊景品を買取り 風営法違反容疑で逮捕

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181203-03309712-saga-l41

こんなニュースがありました。佐賀ですね。。。

容疑事実が古く、そして2回。

いろいろ想像してしまいますが、憶測はやめておきます。

買取問題はいつの間にか状況が変わっていることがあります。

「いつの間にか」というのは当のホール事業者にとってのこと。

世情の変化を気にしながら適切に対応しないと。。。

巨大なリスクについて、経営層がこんなにも無関心でいられる業界もいまどき珍しいもんだと思います。

買取関与と無承認変更のリスクは今後さらに高まるものと思います。

かといって、こういったことを語る前にご理解いただきたいこと。

特に「基本的なコンプライアンスの考え方」を身につけていただかないと、細かい話をしても無駄なばかりか有害でもあります。

まずは上からですね。ハラスメント対策もそう。

俺は問題ないが社員に教えてやってくれ。

という経営者がいる会社でリスクが高い傾向があります。

現場が会社のリスクもよりも経営者のご機嫌を優先している。

そんな現場でリスク対策もなにもあったものではありませんからね。
posted by 風営法担当 at 16:56 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場
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