国際的なイベントのときには決まって遊技機の入替の自粛が話題になります。
「自粛」ですから、強制されてはいませんよ。
行政庁からの要請もありませんよね。。。。
ま、そちらの「自粛」はさておき。
遊技機の入替回数を、「隔週」とか「月に二回」とか、いろいろな方法で制限している地域がありますね。。
もちろんそれらも「自粛」ということなんですね。たぶん。
つまり、何ら強制されてはいないし、行政庁からの要請とか圧力とかは一切ないと。
ならば、入替回数のルールをめぐって、守らなかったホールを警察署に通報するとか、ありえませんけれどね。。
パチンコ店がたくさん入替えをしてくれれば都道府県の歳入が増えるわけですもの。
なのに、オリンピック期間中は控えろとか、毎月2回以内にしろとか、まさかとは思いますが、それが「役所が忙しいから」なんて理由ではないですよね。
もしそんな説明があったとしたら、都道府県民はどう思うんでしょうね。。。
役所の都合で「忙しいから申請控えてくださいよ。」なんて、今の時代に言えるもんですかね。
では、ほかの役所でそういうことが起きてますかね。
今は忙しいから転居届は持ってこないで!引っ越しもしないでよ。とか。。。。
では、なぜ自粛するんですかね。もしや業界側の都合?
だとしたら別の問題が出てくる恐れがありますね。
そういうことも、業界としては念頭においておくべきではないかなと、常々考えているのです。。。
もうそろそろ、<この業界だけは特別>みたいな思い込みから脱却する必要があるでしょうから。
2020年01月20日
この業界だけは特別?入替規制について思う
posted by 風営法担当 at 13:46
| パチンコ・ゲームセンター・遊技場
2020年01月10日
郵送受理の有効性について思う
「軽微な変更」の郵送届出が一部で始まったことについて、いろいろ考えています。
安倍総理の諮問機関である規制改革推進会議において、行政手続コスト削減のための各省庁の取り組みが定められました。
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/meeting.html
これによってコスト削減対象に選ばれたのが、風営法では「軽微な変更」の届出であった。
これによって事業者の負担が20%削減された。。。
さて。規制改革推進会議の狙いは、こういうことだったのでしょうかね。
2050年には人口が8000万人になって、しかもその多くが老人になり、税収も労働人口も激減します。
その対策として、国民一人当たりの労働生産性を<飛躍的に>向上させなくてはならない。
言い換えれば、日本国民は「無駄な作業」をしてはならないのです。
ところが、法令はむやみやたらと細かくなって、それを守るだけじゃなく、記録とか届出とかきっちりやらされて、それを細かくチェックする役人がいて、どうでもいいようなことにこだわって。。。
で、そうやってこまい作業をするために莫大な時間をかけている人がますます増えていく。
だから行政手続きにかかる事業者の負担を減らそうという話なのに、結果としてそうなってますか?
この「取り組み」の趣旨をわかってますか・・・?
って、推進会議の皆さんは省庁の方々に向かって言うんですかね。
それともこの結果に納得しちゃんですかね。
納得しちゃうんだとしたら、そこにいる委員の皆さんの資質ってどうなんでしょうね。
皆さん、想像してみてくださいな。
この郵送受理というのが、「実際に何件ありました」という報告を警察庁は出すんですよね。。。
そのときにどうなるんでしょうね。
まさか、それを検証しないなんてことはありませんよね。
この「郵送受理」という取り組みが、どうしても、ゴーンさんの記者会見よりも「パフォーマンス」に見えてしまうんです。
というか、依存症対策だって、実際的な効果を狙っているのか、それともパフォーマンスなのか。。
だって、店内ATMを撤去したところで、コンビニの併設が増えて、無制限ATMを利用されるだけのことでしょ。
結局、「取り組み」という名の「無駄な作業」がやたら増えてゆく日本。
まあ、風営法の手続なんて、全体のうちのほんの一部ですから、期待しないで眺めている分にはまあ許せるか。。。?
私が気になるのは、コンプライアンス全体の問題です。
これについてはまたいずれ。。。。
安倍総理の諮問機関である規制改革推進会議において、行政手続コスト削減のための各省庁の取り組みが定められました。
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/meeting.html
これによってコスト削減対象に選ばれたのが、風営法では「軽微な変更」の届出であった。
これによって事業者の負担が20%削減された。。。
さて。規制改革推進会議の狙いは、こういうことだったのでしょうかね。
2050年には人口が8000万人になって、しかもその多くが老人になり、税収も労働人口も激減します。
その対策として、国民一人当たりの労働生産性を<飛躍的に>向上させなくてはならない。
言い換えれば、日本国民は「無駄な作業」をしてはならないのです。
ところが、法令はむやみやたらと細かくなって、それを守るだけじゃなく、記録とか届出とかきっちりやらされて、それを細かくチェックする役人がいて、どうでもいいようなことにこだわって。。。
で、そうやってこまい作業をするために莫大な時間をかけている人がますます増えていく。
だから行政手続きにかかる事業者の負担を減らそうという話なのに、結果としてそうなってますか?
この「取り組み」の趣旨をわかってますか・・・?
って、推進会議の皆さんは省庁の方々に向かって言うんですかね。
それともこの結果に納得しちゃんですかね。
納得しちゃうんだとしたら、そこにいる委員の皆さんの資質ってどうなんでしょうね。
皆さん、想像してみてくださいな。
この郵送受理というのが、「実際に何件ありました」という報告を警察庁は出すんですよね。。。
そのときにどうなるんでしょうね。
まさか、それを検証しないなんてことはありませんよね。
この「郵送受理」という取り組みが、どうしても、ゴーンさんの記者会見よりも「パフォーマンス」に見えてしまうんです。
というか、依存症対策だって、実際的な効果を狙っているのか、それともパフォーマンスなのか。。
だって、店内ATMを撤去したところで、コンビニの併設が増えて、無制限ATMを利用されるだけのことでしょ。
結局、「取り組み」という名の「無駄な作業」がやたら増えてゆく日本。
まあ、風営法の手続なんて、全体のうちのほんの一部ですから、期待しないで眺めている分にはまあ許せるか。。。?
私が気になるのは、コンプライアンス全体の問題です。
これについてはまたいずれ。。。。
posted by 風営法担当 at 11:40
| 風営法一般
2020年01月05日
今年のホール業界について思う
明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いいたします。
こちら↓でも定期掲載していますので、よろしくお願いします。
風営法万歳!
http://psksouken.jp/kenkyukai/fueihou/column/
それから、プレイグラフさんの「法務相談カルテ」ですが、連載開始してお世話になってからもうずいぶん時間が経って、そろそろネタに困っておりますが、今年もがんばらないと。。
今年は受動喫煙対策の実施が法的義務になりますから、これについての相談が多くなりそうです。
ハラスメント対策も風営法リスクと絡めて重視されるようになりそう。
オリンピック開催にともない、遊技機入替の自粛もでてきます。
もう一つ気になるのはIRが、ホール業界にとっては対岸の火事かと思ったのですが、思わぬところでつながってきています。
いやIRとは無関係で、単純に業界への利益誘導の動きとしてとらえられる可能性もあります。
世間ではホール営業が団結して政治家を使って甘い汁を吸っているかのように考えている人がいるかもしれませんが、実際はそれほどでも、いや全くそうではない。と思っています。
むしろ、思わぬ方向から火の粉が降りかかってきたなと。
この業界は常に誤解されやすく、揚げ足を取られやすい。
これは身から出た錆としてとらえていただきたいです。この業界のためにもです。
一つ一つ地道な努力をするべきだ。いや、たくさんやっているのに世間がわかってくれないんだ。
それはそうですけれど、最初から世間体を気にしてやるのもどうかなと。
ともかく、これまでと違うところにも目を向けてみてはどうでしょう。
まず。パチンコってなんだ?
と思います。どうしても既成のパチンコに踏みとどまらなければいけないのですかね。
オンラインゲームとか流行ってますが、あちらは賞品もでないのに子供も巻き込んで遊ばれている。
で。店舗型の遊技はこの体たらくですか。。。
本当にこれが精いっぱい?これで??
もっといろいろあるんじゃないでしょうか。
その「いろいろ」を発展させられない理由として風営法を持ってくるとかはないですよね。
この国には憲法があって営業の自由が保障されています。
まあ、ゴーンさんが絶望して逃げ出すような司法制度の国ですから、そこはいろいろありますけれどね。
パチンコ以外に4号営業はできませんなんて、法律は言っていませんから、結局はやる気次第。
旧態依然たる方法にしがみつきながら、利益だけはこれまで以上を望むなんて、ムシが良すぎると思うのですよ。
風営法が厳しすぎる?
いや、運用方法としてはむしろ「甘すぎる」と私は思うのです。
どこに基準を置くかで判断がわかれます。
儲かっていた時代を基準にして比較している人。
法制度上のあるべき姿を基準にして比較している人。
あなたはどっち? いや、どちらでもない???
この話はまたいずれ。。。。
こちら↓でも定期掲載していますので、よろしくお願いします。
風営法万歳!
http://psksouken.jp/kenkyukai/fueihou/column/
それから、プレイグラフさんの「法務相談カルテ」ですが、連載開始してお世話になってからもうずいぶん時間が経って、そろそろネタに困っておりますが、今年もがんばらないと。。
今年は受動喫煙対策の実施が法的義務になりますから、これについての相談が多くなりそうです。
ハラスメント対策も風営法リスクと絡めて重視されるようになりそう。
オリンピック開催にともない、遊技機入替の自粛もでてきます。
もう一つ気になるのはIRが、ホール業界にとっては対岸の火事かと思ったのですが、思わぬところでつながってきています。
いやIRとは無関係で、単純に業界への利益誘導の動きとしてとらえられる可能性もあります。
世間ではホール営業が団結して政治家を使って甘い汁を吸っているかのように考えている人がいるかもしれませんが、実際はそれほどでも、いや全くそうではない。と思っています。
むしろ、思わぬ方向から火の粉が降りかかってきたなと。
この業界は常に誤解されやすく、揚げ足を取られやすい。
これは身から出た錆としてとらえていただきたいです。この業界のためにもです。
一つ一つ地道な努力をするべきだ。いや、たくさんやっているのに世間がわかってくれないんだ。
それはそうですけれど、最初から世間体を気にしてやるのもどうかなと。
ともかく、これまでと違うところにも目を向けてみてはどうでしょう。
まず。パチンコってなんだ?
と思います。どうしても既成のパチンコに踏みとどまらなければいけないのですかね。
オンラインゲームとか流行ってますが、あちらは賞品もでないのに子供も巻き込んで遊ばれている。
で。店舗型の遊技はこの体たらくですか。。。
本当にこれが精いっぱい?これで??
もっといろいろあるんじゃないでしょうか。
その「いろいろ」を発展させられない理由として風営法を持ってくるとかはないですよね。
この国には憲法があって営業の自由が保障されています。
まあ、ゴーンさんが絶望して逃げ出すような司法制度の国ですから、そこはいろいろありますけれどね。
パチンコ以外に4号営業はできませんなんて、法律は言っていませんから、結局はやる気次第。
旧態依然たる方法にしがみつきながら、利益だけはこれまで以上を望むなんて、ムシが良すぎると思うのですよ。
風営法が厳しすぎる?
いや、運用方法としてはむしろ「甘すぎる」と私は思うのです。
どこに基準を置くかで判断がわかれます。
儲かっていた時代を基準にして比較している人。
法制度上のあるべき姿を基準にして比較している人。
あなたはどっち? いや、どちらでもない???
この話はまたいずれ。。。。
posted by 風営法担当 at 18:11
| パチンコ・ゲームセンター・遊技場
