2014年12月04日

LED照明の長時間使用における光量低減を是正するための調光器取付けについて は意外と重要

風営法の研修で構造設備についてテストした際に、けっこう知られていないなあと感じるのが、営業所内の照度の維持に関することです。

ホール営業者は、遊技場内の主要箇所での照度を10ルクス以下とならないよう維持する義務があります。
ですので、営業中にスロットコーナーの一角で10ルクス以下になっている部分があれば風営法違反となりえます。

照度を維持する義務がある一方で、構造設備の維持義務のひとつとして

「照度が十ルクス以下とならないように維持されるため必要な構造又は設備を有すること」

という基準もあります。
つまり、「実際の照度」と「充分な照度を維持できる設備」の両方を維持しなければならないのです。

10ルクスというのは一般の店舗ではありえないくらいの暗い照度ですので、パチンコ店内で10ルクス以下になってしまうことはなかなかないだろうと思いますから、照明設備の不備が風営法違反になってしまうことはあまりなさそうだと思われています。

ただ一つご注意いただきたいことは、照度を10ルクス以下に調節できる照明設備については、照度が10ルクス以下の設備と同様に基準違反となってしまうということです。

ですので、照度を調節できる機能が存在する場合には、そのツマミやボタン等で調整したとしても照度が10ルクス以下にはなりえない、という機能でなければなりません。

今回、業界団体から表題の通知が出たのは、これに関する解釈のことです。
最近、節電のために照度を調整する設備を設置するサービスがはやっていたので、私もかねてより懸念していました。たまにこれに関する質問を受けていましたので。

今回の通知では、調光器の設置の可否が事例で示されています。
10ルクス以下に調整できてしまう調光器を設置するなら、その他の調光機能が無い照明装置だけで10ルクス以下とならない状態にできるならOKということです。

もしすでに違反の恐れがある設備であれば、速やかに変更して変更の届出を出すべき、ということになります。

「たかが照明のことでそこまで言うのか?」
というお気持ちはわからないでもないのですが。。。






posted by 風営法担当 at 18:43 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場