2015年06月25日

今のホール業界概観 遊技機規制違反など

医薬品業界を例えに使うのは大変失礼で申し訳ないのですが、仮に、もしも、こんなことがあったとしたら。

厚生省の認可を受けた医薬品と実際に販売されている医薬品の成分が全然異なっていた。
その医薬品に薬局が甘味料や香料、他にも余計なモノをまぜて売っていた。

もしこんなことが起きたら(実際には起きていません)大変なことで、大量の逮捕者が出るような騒動になるでしょう。

これと似たような現象が起きていても報道されない業界があります。
長年にわたって、そして今日も普通に営業を続けている。

それは社会にとってどうでもよい業界だと思われているからなのか。
最初から何も期待されていないからなのか。

法制度と業界の実態とがこれほど乖離していることがどれほど異常なことであるか、ピンと来ないのはいかがなものかと。
指摘されるまでそれを自ら改善できないのであれば、因果応報、それなりの結果が待ち受けているはずです。

「遊技機の適性管理」が実現できていないと。
だから小手先ではなく早急に適性状態を回復するのだという状況です。

平成18年の風営法改正の際に、矢野経済研究所さんの主催で弊社が風営法改正セミナーを行ったときの内容は、遊技機、特に釘の変更等に注意を促し、その処分リスクが高まったことや、内部通報のリスク等にも言及し、コンプライアンス社会の到来を示したもので、今思えばその示唆したとおりの状況になってしまったわけですが、それにしても9年かかりました。

もっと早く進行すると思っていたのです。
そういう意味では、行政庁はこれでもずいぶんやわらかく配慮をされていると感じます。

機構だけでなく行政庁も、遊技機を対象とした立入りを全国規模で開始するでしょう。
これだけ言われているのですから、異常な性能の遊技機など稼働しているはずもなく、もし異常な遊技機があるなら、その「異常」状態を創出したのが誰であれ、遊技機規制違反として稼働停止、そして変更承認申請という運びとなるでしょう。

それで文句を言うなどはありえませんね。
感謝するべきところでしょう。

遊技機規制違反については明日のセミナーでとくと解説します。
まだ若干の余裕がありそうです。

ここにいたってもなお「自浄作用」を促されているのですから、その期待に応えないと。
自分で判断し自主的に実行する時期に来ていると思いますが、どうなるのか。

それは要するに、これまでのような「過度に行政に依存する傾向」を改めることを意味するのでしょう。
法令を理解し、世間様から納得いただけるようにするために今何をすべきかを自分で考える。

そういう傾向になるのでしょうか。。




posted by 風営法担当 at 11:44 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場