皆さんも、このことをよくお考えだと思いますが、いかがでしょう。
現場の責任者の方々が、この質問にスラリと答えられますでしょうか。
無承認変更が発覚した場合に、その後どのような展開になるのか。
指示ですむのか、営業停止か、又は許可取り消しか、罰金はありうるのか。
それはさらにどんな結果につながるのか。
違反リスクの端緒は現場での油断で起きるケースが多いのです。
自分はわかっている。でも部下はわかっていない。
誰かが考えているはずだと思っていた。実は誰も考えていなかった。
わかってはいたけど、いざ起きたときに何もできなかった。
私が見ている風景では、「これなら大丈夫だろう」と思えたことはほとんどないのです。
来年起こるかもしれない最悪のリスクは、どの程度の発生率であると想像されているのでしょうか。
皆さんがこれを考えることには、皆さんが生命保険に入る以上の必然性があるように思います。
人はテレビのCMには簡単に乗っかれるのでしょうけれど、自ら想像しない限り気がつかないリスクに対しては、一歩も動かなかったりします。
明日はJAMCAセミナーの最終段階に入ります。
一段目では、風営法に向き合うに当たって理解しておくべき裏のキーワードを解説しました。
二段目では、社会と行政の変化、それへの対応策をテーマにして解説しました。
三段目では、今業界で起きている諸現象の法的な背景を解説しました。
そして明日は、「これから」の備えを解説します。
明日の東京浅草でのセミナーは、まだ若干の余裕があるそうです。
「考えて見ればそのとおりだがそんなふうに考えていなかった」
となるであろうテーマにしようと思います。
詳細はこちらにてご覧ください。
http://www.jamca.net/seminar20151030.html
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