2016年05月18日

法律関係者がよく言われること

「リスクに対する考え方」

これは新人社員向けの研修としてよく取り上げるのですが、本当は新人かどうかに関係なく全ての人に考えてもらいたいテーマです。

法律を知る理由が「リスク対策」であるとすれば、そもそもの「リスク判断」ができていなければ、ほとんど無意味だと思うからです。

法律関係者に対して業界の方々からよく言われること。

なんでもかんでもダメだと言う

はい。そういう傾向はあります。
そう言っておけば責任がないですからね。

しかし、ビジネスをすれば、どうしても法的なリスクはあります。
いや、人は生きている限り、リスクを避けられないのです。

ならば、どのようなリスクを避け、どのようなリスクを覚悟するか

クルマの運転であれば、「人身事故はなんとしても避けたい。」と考えるのが一般的です。

ならば、それを「避けるための備え」と、「起きた後の備え」には努力しましょうよ。

速度は出さないで運転に集中しましょう。
保険は任意保険で無制限にしましょう。


それなのに。わかっているはずなのに。。。。

今日は二割引でお徳だからと買い物に急いで速度制限違反したり。
寝坊して遅刻しそうだから黄色信号で突入したり。

しますよね。
ちょっとした「利益」のためにイライラしてアクセルを踏んだり、無理な運転をしたり。
人の命よりも、「割引き」とか「面子」を優先する。

これが「リスク計算どおりでない行動」の典型です。

これは私の偏見ですが、運転中に先を急ごうとしている人ほど、責任の重い仕事をしていない人である可能性が高いような気がする。
時間を切り売りしている人ほど、時間や割引きを重くカウントする傾向がある。

本当にこれは偏見であろうし、全ての人にあてはまるわけではありませんが、私が普段見ている風景からは、なんとなくそんな傾向を感じるのです。

たったそれっぽちのことのために、人生をだいなしにしていいはずがない。
それは間違ったリスク判断です。

ホール営業でも同様に、会社全滅のリスクがあるなら、それを避けるために、事前と事後の備えをしっかりしておくべきです。

え? 誰もそんなことをしていないと。
それは関係ありませんね。

赤信号、皆で渡れば怖くない。
でもそこにトラックが突っ込んで来るかもしれない。

あなたは合理的なリスク判断をしておられますか?
それを確認するうえで、ひとつ考えてみましょう。

あなたが一生のうちに交通事故でケガをする確率はどの程度と思いますか。


(つづく)
posted by 風営法担当 at 14:00 | コンプライアンス総合