広告代理店の営業担当者に
「このイベントやって大丈夫か?」
と質問する店長さん。
「もし処分を受けたら責任とれるのか?」
と言う人も少なくないそうで。
たぶん、その店長さんは同じことを上から言われているんでしょね。。。
つまり、上から下まで、違反リスクに対する基本がなっていない会社、ということです。
広告業界の人に風営法を教えたことなんて、過去にほとんどありません。
だって、彼らにとってそれは、「どうでもいいこと」なのですから。
口先ではどう言っていようとも、処分を受けた後で彼らが責任を取れるはずもない。
そもそも、どうやって責任を取るというのか。
そういう意味のない、気休めにもなりそうにないやり取りが、今日もどこかで。。。
違反リスクは自分で考えて自分で判断するものです。
だって、リスクは店によっても会社によっても異なるのですから。
怖いなら、もうちょっと深く考えたらいいのに、法令通達も見ていないし、風営法のリスクもよくわかっていない。
多くの店長が異動の際に引き継ぎもしていないのですから、やる気のほどがわかります。
広告業者さんからの情報を参考にするんですか。へえええ。
<広告宣伝規制で指示処分を受けるかどうか>
そればかりを考えている。その状況が危険なのです。
経営全体を総合的に見ましょう。
本当に怖いのは営業停止や許可取消ですよね。
それを「起きない」と思い込んでいる現場。そして経営者。
そういう人が、よその業界の人に向かって「責任とれるんか?」と聞く。
そこからか。。。と思うのです。
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