元号が変わる年となりますが、コンプライアンスの在り方も画期となりそうな気がします。
それが良い方向へと向かうならよいのですが、そう簡単なことではなさそうです。
基本的には「法律どおり」の流れは変わりません。
問題の一つは、法律が現実に対応していない部分が多々あるなかで、実際の運用をどうするか。
もう一つは、法令遵守化が進む中で、旧態依然たる認識の人々をどうするか。
組織というものは、上の人ほど経験も豊富でして、それは言い換えれば「過去にとらわれがち」でもあります。
コンプライアンスはルールを覚えることよりも「時代に対応すること」が重要なのですが、それは非常に難しいこと。
何も変わっていないようでいて少しずつ変わっている<世の中の微妙な変化>を読み取り、判断の癖を少しずつ調整してゆくなんて、簡単なことではありません。
人は常に「時代遅れ」と「先取りしすぎ」の間で行ったり来たりしているのです。
そして多くの場合において人は「時代遅れ」です。
私自身もそうです。だから、そうであることを自覚して時代にのぞみます。
今年の、のぞみ総研のキーワードは「応じる」としました。
今年も釘関係と買取関係は要注意と思います。
そして、世代間のコンプライアンス意識の格差問題にも意識せざるをえないでしょう。
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