その告知内容が、もしホールによるものであれば広告宣伝規制違反に該当するような、いわば業界人から見ると過激な表現であったりもするそうで、これを行政側が見たら、「ケシカラン」と思われるのは当然のことですが、そう言われても、その情報発信にホールが関わっていないとなると、ホールとしてはその情報発信者に「オネガイ」という形式で情報削除を依頼する程度のことしかできません。
あるホールの出玉状況を予想して、その予想を一般人がネット上で公表しても、それが違法というわけではないし、営業妨害とも言いにくいところです。
というわけで、こういったことが流行ってきてしまうと、今後いろいろな展開が予想されるわけで、これを前向きに受け取るホールさんがいないとも限りませんが、業界にとっては、また新しい問題に対応しなければならない、ということになるでしょう。
これまでは、無関係の第三者を装った違法な広告がたびたび問題視されてきましたが、真実の第三者による情報発信を業界として規制することは、たとえある程度やれたとしても、焼け石に水、ということになってしまうのではないか。
では、自店について知らぬ間に過激な予想を掲載されてしまったホールとしてはどう考えるか。
集客ができてうれしい。
これは現場レベルではそうかもしれません。ですが、行政側がそれで済ますとは思えないのです。
実態として何らかの違反がうかがえれば、そこは厳正に対処しないわけにはゆかないと。
広告事業者の自主規制とか、そういったこれまでの議論や課題を根底から覆す展開もありえるので、当面この問題に注目したいと思います。
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