このブログでは「軽微な変更の郵送受理」について多少触れてきました。
この背景には政府の「規制改革推進会議」の存在があります。
さて、この「規制改革推進会議」が目指していることは何か?
会議の第一回議事録を読むと、次のようなことが書いてあります。
<我が国を「世界で一番企業が活動しやすい国」とすること>
「一番企業が活動しやすい国」だけでなく「世界で」という言葉があります。
「世界で」とはつまり、海外の企業が日本に来て活動することを想定した文言です。
その「世界」の実態とはズバり「米国」であり、こういったことは20世紀後半を通じてずうーと言われてきたこと。
つまり「外圧」です。
日本でもうかる商売を俺たちにもやらせろ!
何十年も言われてきた。
それで、規制を緩和して国際標準に近づけた。
行政も襟を正した。民間のことにはもう口出しはしません。
はい。そうして日本はこの20年間でかなり変わりました。
昔はなにもかも行政に頼ってきましたね。
行政主導型の日本はもう終わりにして、自由に活発に経済活動を行っていただきましょうと。
行政は極力介入しないようにしましょうと。
そういう日本になったので外国企業も、日本特有のわかりにくい「事情」とやらを無視して、忖度もしないで安心して活動できますよ。
司法制度も欧米諸国と同様に人権をちゃんと保護していますから、保釈中に国外に逃亡する必要もありませんよ。。
法律さえ守ればあとは自由なのですから。。。。
ということなのですが、さて。
それがまだぜーんぜん実現できていない業界が日本にはあるらしいです。
えー?そうなの??
どこどこ?
さあて、どこでしょうねえ。。。。。
2020年01月27日
世界で一番企業が活動しやすい国!?
posted by 風営法担当 at 10:00
| 風営法一般
