2020年12月25日

ホール業界において「注意したい時代の流れ」

しばしば「ウチの社員に正しい風営法を理解させてやってくれ」というお声をいただきますが、その前に「いくつかご検討いただいたい」というお話をさせていただいています。

なぜか。それは「時代」というキーワードであります。

今の時代は、なんでもかんでも「ルール通り」です。学校でそういう教育を受け、その感覚を社会の現場で矯正されることなく経験を重ね、人手不足の現場で役職につく若者たち。

え?「ルール通り」は当たり前だと?

いやいや、昭和は違いましたよね。いい意味で「おおらか」でした。ここまできっちりルール通りだなんて、そんな発想ではなかったですよ。民間も公官庁もです。

その意識がまだ昭和世代の脳裏に根付いていて、「常識的にやればいいじゃん」という発想でコンプライアンスを見ておられる。

ところが、その「常識」が令和の世にはちょっと、いや「かなり」違っているかもしれませんよ。
今は昔よりもよりバカバカしいほどに徹底して「きっちり」していて、それでよいと思っている人が増加中なのです。

今の世の中は全部ルール通りが常識だから、<ルールと違うこと>へのアレルギー反応が強まるのは<自然の理>というものです。

これが「時代の流れ」ということですから、それをふまえたコンプライアンス対策を取らないと、危険なことが起きますよ。

コンプライアンス

なんのためにやるんですか?
会社を危険にさらしてまで成し遂げようとするコンプライアンス。

それでよいとおっしゃるなら仕方ありませんが、まあ、それでよいという社長さんが果たしておられるのでしょうか。

でも、よく考えていないうちは、「コンプライアンスは大事だ!」と思えてしまう。
それが今の時代の常識ですからね。

コンプライアンスを「なんとなく」考えている人と、「会社の命運を握る差し迫った課題」として考えている人と。

その違いは大きいのですが、なかなかご理解いただけないものです。

すべてルール通り」という感覚の人に、「正しいルール」を教えてしまったら、その後何が起こるでしょう。

会社が「全てルール通り」であるかどうかを確認したことがあるんですか?

もし「ルール通り」でない部分があるのに、それでもあえて「正しいルール」を理解させてしまって大丈夫とお考えですか?

そういうことなので、細かいルールを理解させる前に、別の現実を理解させておく必要があると思うのです。
コンプライアンスの現実を見ていない人ほど、正しく細かいルールを学習させようとする傾向があります。

大事な会社を守るためにどうあるべきか。この点を抜きにしてコンプライアンスは語らない方がよろしいと思いますよ。

posted by 風営法担当 at 15:00 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場