緊急事態措置の影響で飲食業も遊技業も大変な状況になっていますが、今回はストリップの話です。
https://news.livedoor.com/article/detail/20104725/
まだあるんですね、ストリップ劇場。もう文化史的に貴重な存在だと思うのですが、上野のストリップ劇場が摘発されましたと。
で。
マスコミの反応としては、摘発について疑問を持っているような表現を感じます。
そして、いつもの様に、「どっから違反でどっから合法」という視点を語ります。
私はどう思うか。
「たまにはやらないとね」
つまり、定期的に摘発を受けるのが自然な業種が存在するのであって、白黒の線引きの問題ではないでしょう。
だから、
「逮捕後、経営者の男は「取り締まりを受ける覚悟で露出させていた」と容疑を認め・・・
と、あります。
覚悟の上での商売ということで、それがプロというものじゃないかと。
<「生活のためだった」とうなだれたという。>
これは取ってつけたような余計な飾り文句です。
本当にうなだれたのか、もしうなだれたとしても、どういう気持ちでうなだれたのかをマスコミが勝手に解釈して伝えるのは余計なことだということです。
仕事ゆえの覚悟。
昭和はこれが自然だったんですが、令和の世では私の発言は批判の対象かもしれません。
とりあえず、思ったんだから仕方がない。私は現実を見るのが仕事なので。
私もかつて、わいせつ物を見つけ出して摘発する仕事をしていました。
馬鹿馬鹿しいとは思っていましたが、法律があるんだから仕方がない。
文句があるなら国民の皆さんが法律を変えたらいい。
取り締まるのが仕事だからやるんです。
でもストリップ劇場。10年に1回くらいなんですよね。
そこに意味があるんでしょう。平成生まれの人にはわかりにくいかな。
