2009年08月07日

定期点検報告してますか

大阪市のパチンコ店の放火でたくさんの方が犠牲になられた事件から1ヶ月が過ぎました。



パチンコ店、個室ビデオ店、マージャン店、クラブなど、風適法に関係する営業では死亡につながる火災事故になりやすく、事故発生後には消防法の遵守があったかどうかが注目されます。



今回の大阪市の火災では、パチンコ店の構造設備等に不備は見つからなかったようですが、「定期点検報告」を怠っていたという報道があります。



「定期点検報告」は、2001年の歌舞伎町ビル火災の事件を受けて、平成15年10月から施行された制度です。



一定の防火対象物について、原則として1年に1回の点検を行い、その結果を消防署等に報告しなければなりませんが、火災の発生したパチンコ店では、定期点検と報告を行うよう行政から指導を受けていたにも関わらず、報告を怠っていたことがあったとのことです。



設備等に不備が無かったとはいえ、違反は違反ということになります。

収容人員300人以上のパチンコ店は全て、この定期点検報告義務の対象となり、300人以下でも一定の要件で義務の対象となります。



点検に際しては、



・防火管理者を選任しているか。

・消火・通報・避難訓練を実施しているか。

・避難階段に避難の障害となる物が置かれていないか。

・防火戸の閉鎖に障害となる物が置かれていないか。

・防炎対象物品に防炎性能を有する旨の表示が付けられているか。

・消防法令の基準による消防用設備等が設置されているか。



などの部分について点検されます。



きちんと報告を行い、一定の要件を満たすと「特例認定」を受けることができ、点検報告義務が緩和されます。



あのような事件が二度と起こらないことを願っていますが、火災はいつ発生するかわかりません。

地震による火災もありえます。

消防設備の点検だけでなく、年に一回の定期点検とその報告を怠らないようお願いします。



hino








posted by 風営法担当 at 17:13 | TrackBack(0) | その他
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