2011年10月14日

ぱちんこ営業における適切な賞品提供の徹底について(通知):警察庁生活安全局保安課長

(一部略称)
 風営法第19条は、ぱちんこ営業者の遵守事項として、国家公安委員会規則で定める遊技料金、賞品の提供方法及び 賞品の価格の最高限度に関する基準に従い、その営業を営まなければならないと定めており、この賞品の提供方法に関する基準である風適法施行規則第35条第2項第1号イは、当該遊技の結果として表示された遊技球等の数量に対応する金額と等価の物品を賞品として提供することと定めている。
 ここで、この「等価の物品」とは、風営法の解釈運用基準第16中6(2)において

同等の市場価格(一般の小売店における日常的な販売価格)を有する物品

をいうこととされている。

 以上が、いわゆる等価交換規制の内容であるところ、この度、一部都道府県のぱちんこ店において、この等価交換規制に抵触する不適切な賞品提供を行っている実態が見受けられたところであり、このような行為は、ぱちんこ営業が、健全な遊技として存在する上で徹底して排除されなければならないものである。
 したがって、ぱちんこ営業者にあっては、いかなる賞品であれ、以下のような方法により提供することは等価交換規制に反するものであることに厳に注意し、遵法営業の推進に努められたい。

○ 市場価格と異なる価格に基づいて提供すること。

○ 同じ賞品について、遊技球の数量に対応する金額と遊技メダルの数量に対応する金額との間に差異を設けて提供すること。
(例:同じ賞品でありながら、遊技球では1000円相当の数量、遊技メダルでは800円相当の数量で提供すること。)

○ 同じ賞品について、遊技料金より遊技球及び遊技メダルの数量に対応する 金額に差異を設けて提供すること。
(例:同じ賞品でありながら、遊技料金が玉1個につき4円の遊技球では1000円相当の数量、遊技料金が玉1個につき1円の遊技球では1200円相当の数量で提供すること。)

 なお、上記の違法提供方法についてはあくまで例示に過ぎないことから、ぱちんこ営業者にあっては、上記法令の規定を踏まえ適切な賞品提供を行うとともに、引き続きホール5団体による平成18年12月18 日付け「ぱちんこ営業に係る賞品の取りそろえの充実に関する決議」に基づき、客が一般に日常生活の用に供すると考えられる賞品の取りそろえの充実に取り組まれたい。

平成23年10月6日
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posted by 風営法担当 at 19:09 | TrackBack(0) | パチンコ・ゲームセンター・遊技場
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