2013年09月11日

解釈運用基準変更のこと

風営法解釈運用基準が変更されます。

変更の要点のみをおおざっぱに表現しますと、次のようになりました。


(1)遊技機に付加する部品について
遊技機に付加されるもののうち、CRユニットなど一部のものについて「遊技機の部品」ではなく「営業所の設備」に分類されることが明確になりました。

「遊技機の部品」であるとすると、遊技機の入替えのたびに「取り付けた」ということになり、入替えのたびにいちいち変更届出が必要ということにもなりうるわけですが、「営業所の設備(つまり島設備)」であるならば、営業所に設置した際に変更届出をしておけば、その後遊技機の入替えのたびに変更届出をする必要がないこととなります。

これは手続の簡素化として意義深いものだと思います。


(2)遊技機正面のガラス板について
解釈運用基準では「前面ガラス板」とありまして、これらは全て変更届出よい。つまり変更承認申請の対象ではないことが明確になったということです。「前面」の意味について私も誤解しているところがありましたので、今回の明確化はありがたいことだと思います。


(3)遊技料金と賞品提供価格の等価関係について

 税込みの貸玉料金 = 税込みの賞品提供価格

 以前からこういう解釈であったところ、今回盛り込まれました。


(4)営業所の建物の「増築」の概念について

 解釈運用基準では、建物内で営業所の範囲を拡張した場合について明記されていませんでしたが、もともと物理的な建物の拡張ではない場合も、営業所の用途範囲が拡大したケースでは増築扱いとしていましたので、これも実務上の解釈が明記されたものと思います。


ホール営業に関連しそうな部分は以上のところです。
詳細はお手元の資料をご確認ください。

このほかには、ダンス規制に関すること、相続による風俗営業承認の際の許可証の書き換え等についても明記されました。

これらについては別の機会に触れるかもしれません。


最後に。

今回の解釈運用基準の変更は意義深いものだと思います。

この変更の内容が各ホールにとって損かトクかということよりも、法令理論をふまえて解釈の明確化を図ることに寄与できたということが、業界にとって有意義なことではないかと想像します。

それと、各社ではこういった解釈の変更の意味がわかる程度の理解力を養成していただきたいですし、法令だけでなく、ホールと業界にとって意味があるような対応を目指していただきたいと思います。

簡単に言えば、「ウラもオモテもわかってください。」ということです。

ほかにも思うことはたくさんあるのですが、ここではこの程度にさせていただきます。


弊社セミナーにおいて、参加者の理解度を把握するために使っている「風営法初級テスト」もご注目くださいませ。

http://nozomi-soken.jp/test-a01.html


posted by 風営法担当 at 11:25 | Comment(0) | パチンコ・ゲームセンター・遊技場
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