2020年11月16日

接待行為に許可がいるとは知らなかった!?

「接待行為に許可がいるとは知らなかった」
無許可営業疑いで経営者逮捕 14日、唐津署
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/600555

佐賀か。。。

いや、佐賀だからということではないでしょうが、

<接待行為に許可がいると知っている人>

って、どのくらいの割合なのでしょう。

結構、知らない人は多いと思うのです。

コロナ不況で飲食店は大打撃で、お客さんが来ないから閉店するというお店は多いです。

「閉店するくらいなら私に任せてよ。」

とスタッフさんが思うのはよくあること。

店が思いのほか安く手に入って、新人ママさんになれた人も多いです。

で、風俗営業許可が必要だったとは知らなかった。。。

なくはない。無くはないのですが、普通は警察から事前に指導が入りまして、いきなり摘発と言うのは珍しい。

お客さんが教えてくれたりもするのです。だから、何か特殊な背景がないことには、こういったことは起きにくいものです。

大人の常識を無視して営業していたら、たとえ法律違反でなくともいろんなトラブルが起きます。

ましてや無許可営業をしていたら。。。

大人の常識や法的リスクを学校で教わるわけではありませんからね。

自分の責任で大人の知恵を学ぶ努力をつづけないといけません。

このニュースによると、逮捕された女性は23歳。

まだまだこれからですね。次はもう気を付けるでしょう。
posted by 風営法担当 at 13:39 | 風営法一般

2020年10月13日

許可申請で図面がいらなくなる!?

現在法人Aが営業中のところ、その営業を法人Bが譲りけて営業許可申請を行う。

この場合に、法人Bによる許可申請では関係図面の提出が不要となる場合がある。
場合によっては、検査が省略され、手数料も減免される!?

こういう法令改正がありました。ただし、厚労省所管法令の話です。

食品衛生法、旅館業法など、風俗営業にとって関連性の高い営業での改正です。

また詳細をつかめていない部分がありますが、この改正は今年の12月15日から施行されます。

つまり、すでに決まった話、ということです。

同様のことが風営法でも起こるのか?
さらには、これに続いて様々な簡素化が実現するのか。

風営法だけは問答無用で無関係

ということもありえなくはないのですが、時代のながれはこんな様子だということです。

ちょうどいま、解釈運用基準などの改正を分析しているので、こういったことがとても気になっています。
posted by 風営法担当 at 16:18 | 風営法一般

2020年10月12日

不良でけがれた職業!?

第一条 この法律は、善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、風俗営業及び性風俗関連特殊営業等について、営業時間、営業区域等を制限し、及び年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とする。

風営法第一条の「目的」を抜粋しました。

ここでは「善良の風俗」とか「清浄な風俗環境」という言葉が使われています。

善良」の反対語は「不良

清浄」の反対語は「不浄

よって、風営法の規制を受ける営業は「不良」又は「不浄」ということなんですかね。

では、何が「」で何が「」なのか。

ちなみに、「」は「けがれていない」という意味だそうですが、「けがれ」ってなんだろう。

けがれ」については、私が長年気にしていたテーマではありますが、そのことは別の機会にするとして。

つまり、風営法の規制の根幹には、道徳的な「」と土俗的な「ケガレ」の概念が前提として存在しているわけです。

職業を「不良」又は「不浄」という理由で制限することは差別にあたるのか。

もしこれが「不当な差別」になるのなら、風営法制度そのものの存在意義が、少なくとも性的サービス営業については疑われます。

今朝のワイドショーでは性風俗店に給付金を支給することの是非が議論されていました。

経済的に困窮している人々を支援するにあたって、職業で区別していいのか?

というテーマですね。それを言うなら、風営法そのものについて議論してもよいのじゃないか。

届出をしている店は不利益を受け、無届で違法なマッサージ営業をしている店は「風営法に無関係」という理由で支援を受けられる。

そういう不公平はできれば「ない」方がよいのですが、なかなか難しい業界ではあります。実態を把握しにくいですからね。

行政改革や規制緩和も話題になっているし、そろそろ根本的に見直しを議論してもよい季節になってきているのかな。

今、風営法をゼロから作り直したら、どんな制度になるのだろう?

そんなことも妄想しています。
posted by 風営法担当 at 14:08 | 風営法一般

2020年09月07日

給付金むさぼる悪い奴ら

<給付金むさぼる悪い奴ら>
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200905/dom2009050003-n1.html

というニュース記事を見まして、そりゃそうだ、と思ったので忘れないうちにここで。

風営法の規制を受けるから届出をする。それで規制業種であることが確定する。

それで世間様にとっては、「いかがわしい業種なんだな」となります。

ところで、「いかがわしい仕事」ってなんだろう。

道徳上よくない。みたいな意味なんですかね。

その一方で、「いかがわしい実態はあるけど、許可も届出もしていない業種」があって、そういう業種は、建前が普通の飲食店だったりエステだったりする。

そして給付金もいただける。こういう店舗がけっこうあるんですね。

どうせ実態がない事業者にたいしてたくさん支給されているでしょう。

書類を偽造して給付を受けたら犯罪ですからね。ちゃんと取り締まってほしいです。

ともあれ。
正しく届出したら給付を受けられない。あいまいで脱法的な店なら給付される。

これは今の制度では仕方のないこととは思います。

風営法が悪いわけでもないし、給付する行政側も完璧な審査はできないし。

でもですね。また新しいインフルエンザが登場したら、もう繰り返さないでいただきたい。

今回の給付制度の問題点はきっちり未来に生かしてほしいです。
posted by 風営法担当 at 12:52 | 風営法一般