2021年12月06日

ブログ「風営法について思う」を移管しました

こちらのブログは「さくら」のレンタルサーバー内の「さくらのブログ」で運営してきましたが、システム上の都合により新たなサイトに移管することとなりました。

https://cozylaw.com/fuei/ブログ:風営法について思う

2008年から投稿を続けてきましたが、こちらのサイトでは<古い投稿が掲載されない>といった悩みがありましたので、このたび移管したものの、まだ私も扱いになれていないものでして、皆様にも「読みにくいなあ」と思わせてしまうかもしれず申し訳ないです。

とはいえ、新たな「風営法について思う」も引き続きよろしくお願いいたします。

しばらくすると、こちらの情報は見えなくなってしまいます。

<(_ _)>
posted by 風営法担当 at 16:31 | Comment(0) | のぞみ合同事務所について

2018年01月29日

法的解決なんかより「想い」を伝える代書屋でいたい

私はコンプライアンスの相談や研修を行うことが本業ですが、元々は代書屋です。

代書」というと「書くだけの簡単な仕事」と思われがちですが、実は全然そうではありません。

自分の想いを人に伝えることは、とても難しく重大なことなのです。


誰だって、トラブルは起こしたくないし、家族とは仲良くしたいし、仲間と楽しく仕事をしたいですよ。

たくさんお金があったとしても、家族や仲間との信頼関係がないのだったら、何のための人生でしょう。

経営者さんとの人生相談では、「お金を稼ぐための人生ではないですよね?」と問いかけることがあります。

ご家族と仲直りしましょうよ。そのためには「想い」を伝え、相手の「想い」を受け止めましょうよ。

でも無理だと。 なぜ? 

むかし、オフコースの歌でありましたね。 「言葉にできない」からです。


できないならお手伝いしますよ。。。

方法はいろいろですが、単純な方法は、手紙やメールのやりとりです。

でも、ご本人が直接想いを送るのは、恥ずかしかったり、感情的になったり、かえって反感を買ったりするリスクも気になります。

ですので、例えば、私がお話をうかがって文章にし、相手に事情を説明して私が相手に送ります。

文章を受け取った相手が、同様に「想いを伝えにくい」という気分のときは、もう一人の私の仲間が、相手の方から聞き取り、それを文章にしてこちらに送る。

こちらもそれを読み、思ったことをまた文章にして送る。

これを繰り返すうちに、相手の想いがわかってくるし、こちらの想いには変化が生まれてきます。


手間はかかりますが、この手間を惜しむ理由なんてあるのでしょうか。

弊社はコンプライアンス支援の一環として、企業や家庭におけるコミュニケーションを促進するための代書サービスも行っておりますから、気になったらお問合せください。

のぞみ合同事務所の代書サービス

posted by 風営法担当 at 12:38 | のぞみ合同事務所について

2017年06月19日

法令研修での「やる気ない派」対策

おかげさまで、最近は遠隔地での研修のご依頼が多くなりました。
とてもありがたいことです。

貴重な時間を割いて研修にあてるのですから、なるべく効果的な内容にしたいと思います。
では、研修を行うにあたっての私の基本的な考え方について。


理想は「法令を理解し使いこなせるようになる」ことです。

しかし、法やコンプライアンスの基本を理解していない人が、風営法だけを見ていても、本当の理解には至りません。

ましてや、法律が嫌い、自分で考えるなんて大嫌い。という人には、まあ無理な話です。


それでも、仕事人として責任がある以上は理解しなければなりません。
そこで重要になるのは、時間配分です。

将来どれほどの時間を研修に割けるのか。
時間を割くことができないとわかっているなら、中途半端な理解になるにせよ、今もっとも重要な部分のみを取り上げることになります。

将来の研修時間に期待できるなら、その分、基本的なテーマを先に取り入れることができます。

もちろん理想を言わせていただければ、コンプライアンス→民法刑法→風営法、という段階を踏んでいただきたいです。

グループ討議にも時間をかけて、法令を面白いと感じつつ、自分で考える訓練をしていただきます。

それがうまくゆけば、あとは各人で勝手に法令理解を進めてくれるようになるでしょう。


ところが。

学んだことしか覚えない。

学んでないことについては考える意思も興味もない。

資料を渡しても自分の意志では読まない。

そういう感覚の人に、いくら細かい解説をしても、ほとんど意味がないし、ときには有害でもあります。


私は研修参加者に対して二つの分類をしています。

みずから情報をえたいと思っている人(やる気ある派)と、そうでない人。
「法」に対する堅ぐるしいイメージせいでしょう、一般的に「やる気ある派」は少数派ですが、その分布程度は企業によって個性があります。

「やる気ある派」かどうかの見分け方は簡単です。
本質にせまった質問があるかどうか。です。

さて、私は「やる気ある派」と「やる気ない派」のどちらのための研修をすればよいのか。

これは悩みます。そこで、とりあえずは、「やる気ない派」の人達の中にもやる気を出してくれる人が増えるように、いろんな話をします。

それはもっぱら、法令に対する見方の話です。
人生において法令理解がいかに重要で価値のあることであるか。

そういった話をまじえながら「やる気ある派」を増やす働きかけをしつつ、解説をすすめます。
時間に余裕があるなら、法令を身近に感じてもらえるような研修に時間をかけて、「やる気ある派」を増やしたいと思います。

が。それはとてもぜいたくなこと。
風営法について型通り語るだけでは、「やる気」まではとても無理。

ある程度工夫して、それでもやる気がでない人に対しては、私としては、あきらめることになります。
やる気のない人に合わせすぎてしまうと、貴重な存在である「やる気ある派」のやる気を削ぐことにもなります。

どんなことだって、自分から学ぼうとしなければ身につきません。
ですので、細かい解説よりも、「見方」「考え方」を伝え、あとは本人に任せます。

「やる気ない派」の傾向としては、理由よりも「答えだけ」を知りたいと願うし、答えがあいまいだとイライラします。それは私からすると「不適切な思い込み」ではありますが、それを解消するには時間と手間がかかります。

やる気さえあれば、やることは単純です。
ただ、疑問を持ち、調べ、考えてみる。

法令なんて、誰でも調べれば確認できるのです。
しかし、体質として法的思考に向いていない人は、現状では少なくない。

基本はそういうことですが、ご要望があるなら伺います。
しかし、やる気がない人全員に短時間でしっかり理解させろ、と言われたら、よほど簡単で当たり前のことしか伝えられません。

そのあたりのことをあらかじめ考えてから、研修を企画していただきたいと思っています。


posted by 風営法担当 at 11:50 | のぞみ合同事務所について

2016年12月16日

人間だもの

このたび、パックエックスさんが取材で取り上げてくださいまして、つい、日ごろよりも思い切ったことを語ってしまいました。

こうして写真入りで掲載していただくのは大変うれしいことです。

私たちは「フレンドリー」が売りですし、法律は楽しく面白く伝えたい。

それに、「法律よりも大事なものがある」と思っています。

じゃあ、何が大事なのか?

それは取材の記事をご覧いただきたいですが、一言で言うなら、

  「人間だもの」

相田みつをさんみたいな心境です。

法律は人間がつくり、人間が使うんですからね。。。

法律がどうなっているか」だけじゃなくて、「法律の使い方」を身につけていただきたい。

世の中は、法律だけでは回らないのですから、現実にはバランスも重要ですよ。

そう、「三つのギョウ」とかも。

私たちのそういった雰囲気が皆様に伝わるといいなあと思います。

そこで、以下に紹介がてらリンクを張らせていただきました。


vol122 のぞみ総研株式会社 前編
http://www.pac-ex.com/interview122a/

vol122 のぞみ総研株式会社 後編
http://www.pac-ex.com/interview122b/




posted by 風営法担当 at 15:25 | のぞみ合同事務所について
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