2018年02月12日

飲食店の風営法違反摘発事件急増中

風営法違反で飲食店店長逮捕
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=02110040270&day=20180211

このニュースは大分ですが、昨年後半あたりから全国的にこのタイプの摘発が増えています。

飲食店における年少者使用の問題です。

居酒屋に行きますと、けっこう若い男女が働いていますね。

年齢を聞くと「17歳」だと。

時計を見ると夜の9:50。

「あと10分で風営法違反だなー」

と思ってみていると、予想通り10時を過ぎても働いている。

そういうケースが今、警察の摘発の対象となっていて、いきなり捜索令状による捜索が行われ、逮捕され、罰金となり、営業停止。

つい先日も、関東圏で摘発のご相談があったばかりです。

労働基準法違反なら労基署管轄。しかし、風営法なら警察の管轄。

警察を労基署みたいなものと考えてはいけません。それは甘いです。

ですので、少なくとも夜10時を過ぎたら年少者を表にだすのは無謀すぎます。

この意味がおわかりでしょうかね。。。

夜10時以降に18歳未満の客がいる場合も違反です。

飲食店における風営法の規制について詳しくはこちらを
http://cozylaw.com/fuei/inshoku-kisei/

居酒屋系の営業は摘発リスクが高まっております。

早急に対応しないと危険です。

ご相談はお早めに。 のぞみ合同事務所 電話042−701−3010 風営法担当まで
posted by 風営法担当 at 16:27 | 飲食店業界

2017年09月12日

東京都受動喫煙防止条例のパブコメ募集

以下のとおり、東京都では受動喫煙防止条例の基本的な考え方が示され、これについてパブリックコメントが募集されます。

東京都受動喫煙防止条例(仮称)の基本的な考え方についてご意見を募集します
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/09/08/09.html

これだと、都内の社交飲食店、マージャン店、パチンコ店、ゲームセンターはほとんど規制を受けそうです。

飲食店の例外規定がありますが、未成年者を立ち入らせない店なんてほとんどありませんし、30平米以下というのもかなり小さいです。

それでも、今後は未成年者を入店させないスナックやバーが増えることになるのでしょう。

あとは取り締まりがどの程度行われるのか。
保健所さんは結構やさしいですから、夜のお店がどう反応するやら。

そもそも深夜の立ち入りは大変なご苦労です。
あまり厳しい規制をつくっても、誰も守らないようなことになれば、正直者が馬鹿を見る結果になります。

そういうことにはなってほしくないのですが。。。

posted by 風営法担当 at 09:57 | 飲食店業界

2017年07月03日

レストランの客引きでも風営法違反

<行政処分等の無料相談(全国対応)>




六本木のケバブ屋さんが客引きをしたとして風営法違反で逮捕されたというニュースがありました。
レストランが風営法違反というのは意外でしょうね。

普通の飲食店のほかいろいろなサービス業が風営法の規制を受けているというネタを、もうずいぶん昔に以下のサイトに掲載しました。

月刊総務オンライン
http://www.g-soumu.com/column/ct05/cat355/cat356/

今や風営法は、風俗営業と縁が薄そうな業種にも広く影響しているのですが、適用を受ける機会が少ないので、あまり知られていません。

今回のように、通行人からの苦情が重なったりすれば、飲食店でも風営法が活用されることがありうるということです。
とは言っても、すべての飲食店が規制の対象になるわけではありません。

なお、この話は風営法についてのことですから、条例による客引き行為の規制は別の話ですからよろしく。

さて、風営法では深夜に営業している飲食店営業について、風俗営業者に準じる規制を課している部分があります。

一応条文を載せますと、以下のとおり。


第三十二条  深夜において飲食店営業を営む者は、営業所の構造及び設備を、国家公安委員会規則で定める技術上の基準に適合するように維持しなければならない。

2  第十四条及び第十五条の規定は、深夜において飲食店営業を営む者について準用する。この場合において、これらの規定中「その営業」とあるのは、「その深夜における営業」と読み替えるものとする。

3  第二十二条第一項(第三号を除く。)の規定は、飲食店営業を営む者について準用する。この場合において、同項第一号及び第二号中「当該営業」とあるのは「当該営業(深夜における営業に限る。)」と、同項第四号中「業務」とあるのは「業務(少年の健全な育成に及ぼす影響が少ないものとして国家公安委員会規則で定める営業に係るものを除く。)」と、同項第五号中「十八歳未満」とあるのは「午後十時から翌日の午前六時までの時間において十八歳未満」と、「を営業所」とあるのは「を営業所(少年の健全な育成に及ぼす影響が少ないものとして国家公安委員会規則で定める営業に係るものを除く。)」と、「第二条第一項第五号の営業に係る営業所にあつては、午後十時から翌日の午前六時までの時間において客として立ち入らせること」とあるのは「保護者が同伴する十八歳未満の者を客として立ち入らせる場合を除く」と読み替えるものとする。

抜粋おわり


上記の風営法条文は第32条です。
その第3項では、深夜営業飲食店は風営法22条1項(3号のぞく)の適用を受けるという意味のことが書いてあります。

22条1項には客引き禁止が明記されています。

つまり、ニュースのケバブ屋さんは夜0時を過ぎた時間帯に摘発されたのではないかなと思います。
ニュース記事では逮捕時間の記載がないのですが、これ以外に風営法を適用できる場合がないのです。

言い換えれば、客引き行為が昼間に行われていたら、風営法は適用できなかったと。
条例違反なら、より軽い処分になったでしょう。

さて、これはあくまで私の推測にすぎませんからね。



posted by 風営法担当 at 10:20 | 飲食店業界

2017年05月17日

禁煙規制の除外は30u以下という区切りについて思う

受動喫煙対策法案ですが、厚労省案では、小規模なバーやスナックなど例外的に喫煙を認める延べ床面積を「30平方メートル以下」とするとなっていました。

今、これについて政府内で、もめているそうです。
つまり、これでは厳しすぎて小規模飲食店が商売にならないと。

小さすぎて分煙は無理。喫煙所設置も無理だから、事実上禁煙になるので不公平だ。

ここで言われている「30u」ですが、店舗全体の床面積だとすると、私が扱ってきた店舗の中でも特に小さい店舗に限られます。

それこそ、カウンターに4、5人座って、ボックス一つ埋まって満席、といった感じです。

風俗営業の許可を取るような店では、ほぼ9割以上、営業所床面積が40uを超えていますから、社交飲食店の許可営業者はこのままでは禁煙施設になってしまいます。

客室床面積だと、30u以下の店舗は結構ありますけれどね、営業所床面積では厳しいです。

ちょっと嫌な予感。

図面を作った後で、
「あともうちょっと小さい寸法にしてくれれば規制を受けないで済んだのに。。。」

なんてことをお客さんから言われる日が来るんでしょうか。
遊技場の場合でも、営業所床面積が一定数を超えると事業所税がかかってきたりして、ちょっと気になるときがあります。

そもそも、この違反を取り締まるのは誰なのでしょう。
法の実効性にも懸念があります。







posted by 風営法担当 at 19:22 | 飲食店業界

2015年09月29日

特定遊興飲食店営業の定義の解釈案に対する意見の募集

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=120150016


特定遊興飲食店営業の定義を解釈運用基準に定めるあたって、その解釈案についての意見募集です。

私がみたところでは、それなりに配慮された内容ではないかと思いますが、これが都道府県レベルでは、さらに厳しい解釈に変換される現象がそれなりに生じることは覚悟しています。

深夜に大勢が騒ぐのは迷惑なので、「遊興」として制限しようという趣旨ですから、大騒ぎになりそうな行為を「遊興」として定義しています。

「1回につき一晩のみ開催」や、「特に人々に関心の高い試合等が行われているとき」など、いずれ質疑になりそうな部分に対する柔軟な解釈が盛り込まれていて、私などにとっては、これまでになく好印象であります。

締め切りは、2015年10月17日です。




posted by 風営法担当 at 10:20 | 飲食店業界