2019年09月06日

特定機種を推奨するおそれがあるデータ表示器撤去?の件について思う

別にジャグナビに限ったことではないのですが、たまたまパッと思い浮かんだのがジャグナビでした。

特定の機種を推奨するおそれのあるデータ表示器

これが条例における「著しく射幸心をそそるおそれのある方法に抵触するおそれがあるという情報が埼玉県で流れていますね。

特定の機種を推奨するおそれ」ということならば、ジャグラーシリーズしか置いていないスロット専門店ならば、表示器を設置していても、「ジャグラーを特定していない」ということなんでしょうか?

これらの論理については、深く考えてゆくと疑問がでなくもないのですが、条例解釈は都道府県公安委員会の専権事項なので、地域的な個性があってもとやかく言いにくいものです。それはさておき。。。

こういった表示器は多くの場合、設置後に公安委員会へ「設備変更の届出」をされています。

公安委員会はその届出を受けて、法令的に問題があれば是正指導を行うことができます。

ジャグナビという機械を目にするようになって何年経過したでしょう。

もう壊れてもおかしくないような年数が経ってから撤去せよと。

これは「キビシイ」とみるのか、それとも「問題があるのにこれまで使わせてもらえて感謝」とみるのか、さて、どっちでしょう。

条例に抵触する おそれ が認められる

ということは、抵触しないおそれもある。ということです。

 著しく射幸心をそそるおそれ = 違反

ではありますが、

 「違反するおそれがある

これでは違反とは限りませんから、自主的な判断が想定されていると言えなくもない。

でも、こういう情報が出た以上、「でた地域」では撤去することになるでしょう。

で、その地域から中古の表示器が出回って別の地域へ。。

そしてそれを購入するときに、「これ設置してもいいですか?」と質問されますか。

その質問に対して、「いいよ」という回答が出るんでしょうか。

その地域ではこれまで何の指導もされていない。

でも、聞かれたら回答しますよ。

やっぱりダメ」となるのか。ならば、すでに設置済みの店も全部撤去にならないとおかしい。

ならば、あいまいな表現で。。。

こういう連鎖反応がこれから全国で起こるのかどうか。

起こるような。。。。でも起こらないような。。。気もします。
posted by 風営法担当 at 18:13 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2019年08月26日

リニューアルしたら何をしてもいい という誤解

「リニューアル オープン」という言葉には、とてつもない魅力があるのでしょうか。

多くのホールさんが、あの手この手でこの言葉を使おうとしていて、多くの地域では組合ルールにおいて「リニューアル」のPRは構造設備の変更承認を受けたもの限る、ということになっています。

それでも、小さなユニットの変更手続きをしただけで、「リニューアル」をPRするという風景もよくありますね。

それほどにリニューアルしたことが重大なんですね。そして、リニューアル後のオープン日は特別に宣伝が許されている日だから、この日を宣伝することも法的に問題ない、といった誤解も一部で生じているようです。

「設備をリニューアルした」という事実を客に伝えることが禁止されているわけではありません。

こんなに便利になったんですよ。どうぞ新しい設備をお使いくださいませ。

そこまでは結構です。しかし。。。

リニューアルしました。この日はすごいんです。お客さんがたくさんきます。だから入場整理します。。。。

という事前告知。

それは違うでしょ。

リニューアルしたら、どうして混雑につながるの? その因果関係をどう説明するんですか?

まさか、その日だけ甘く調整してますとか、設定が・・・とか、おっしゃるつもりではないですよね。

法的な意味での本質を理解しないまま、なんとなくノリで広告を企画している人が数多くいます。

広告の担当者さんは、本質を理解しておきましょうね。処分を受けますよ。。。
posted by 風営法担当 at 09:00 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2019年08月19日

三つのギョウをもう一度

夏も終わるし、そろそろ風営法の研修を始めたい。さて、どんな内容がよいのか?

普通の人の考えでは、営業に関係する風営法などの法令やルールを学ばせればいい

となります。

ルールを知れば守るだろう。

で、本当に守ってくれるのか?それでいいのか?

このことを真剣に考えないうちに、とりあえず社員にルールを教える!??

それで済むような業界ならいいですけれど、そんな業界でしたっけ。

常々伝えてきました。ルールを知るだけではダメですよと。

仮に風営法の場合であれば、<3つのギョウ>を理解しないと意味がありません。

「ルールだけ」なんて、有害でしかありません。

このことはこのブログでも何度も述べてきました。
ただし、大事なことはネットには書きにくいので、率直には述べていませんけれど。

でも、分かっている人はわかっています。わかっていないように見せて。。。。いや、見えて。

この点をよくお考えのうえで、研修計画を立てるのがよろしいかと思います。

弊社がなぜ、風営法と直接関係のないことを研修で取り上げているのか。

栄養バランスと同じで、総合的にいろいろな取り組みをしないと意味がないからです。

風営法だけを教えても、その知識は正しく吸収されないし、健康な血肉にもならないのです。

どうしても言われたら、弊社も「風営法だけの研修」をやりますけれど、効果は薄いと思いつつやっていますよ。

だって、基礎的なことを理解しないで、ひたすら細かいルールばかりに気にして、使いこなせずに勘違いしながら悪戦苦闘しても、経営上のメリットがないのですもの。

それでもご当人は、たいそう立派なことをしているつもりにはなるのです。

時間は大事ですから、やるなら覚悟を決めて意味がある方法でやった方がよいですよ。
posted by 風営法担当 at 11:17 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2019年08月07日

釘曲げの通報事案について思う

「釘曲げ」

ホール業界で最大のリスクであるこの問題について、公けの場ではあまり思ったことを言いにくいのですが、言いにくいことゆえに、問題の本質を理解されづらく、特に大手チェーンにおいては、その組織が巨大であるゆえに、上にゆくほど深刻さが薄まってゆく傾向にあります。

何かあってもなんとかなるさ。なぜなら、これまでなんとかなってきたから。

という感覚が普通です。

これはホール業界に限ったことではなく、風営法の規制を受けながら怖い思いを経験したことの無い人々に共通する感覚です。

「起きてから」では後が大変ですが、、起きてみないとやる気にならないのが人情というもので、仕方がないとは言え、「他山の石」ということわざの如く、すでに発生した他社の事例を分析して未来に生かすということは重要です。

まあ、教訓を生かすには大変なお覚悟もいるし、完全に防げることでもないので、対策をしないでいるのも、ある意味では高等戦略ではあります。

ですので、釘曲げで摘発を受けたらそれまでだ、という認識でリスク管理されるのもアリなのかなと。

こんな話を持ち出すのは、今年も釘関連の摘発の情報が続いているものですから、ふと思ったことを述べました。

摘発情報に「通報」というキーワードがくっついていることが多くなりました。

言い換えると、「通報がなければ起きない」という傾向もありうるわけで、このあたりが業界の現状の一端を示しているようです。

結局は「人」なのですが、「人」の扱いについて、あまり真剣ではないような気がします。
この業界のことですけれど。
posted by 風営法担当 at 16:17 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2019年07月01日

受動喫煙対策と風営法の注意点

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先週は、「受動喫煙対策と風営法上の注意点」という内容で、日遊協さんで講演させていただきまして、思いのほかたくさんのご参加があり、皆様の関心が高かったにも関わらず、私の持ち時間は30分足らずでした。

それは私が「30分もあれば充分でしょ」と事前に提案していたからでして、昨年中に基本的なことを全国で講演してしまったことから、今回は補充的な説明で充分であろうと思ってしまったのです。

今思えば、あと30分多くてもよかったかもしれません。
一部の方々から、鋭いツッコミがありました。

3月に出た「軽微な変更とする取り扱い」の法的意味合いについて。
私は「特例的措置」と言ったりしましたが、あれは「特例」??

そこに思い至る方は、なかなか実務に精通しておられる。
そして、答えは。。。。

いや、業界にとってメリットがないことをブログでは書きたくありません。
大事なことは、現実の諸問題を有利に活用することです。

むしろ、私が今回一番伝えたかったことは、例の「特例的措置」を無理に活用しない方がいいですよ。
ということです。

そのことはこのブログでもすでに触れているとおりです。
もらったものは使わないと損。みたいな発想は捨てていただいて、冷静に考えていただきたいと思います。

そして、やはり特例風俗営業者はこういうときに有利だな。と思います。
今回の講演でモデルケースとなったあるホールは、マルユウを保有していましたから、手続き上の負担がとても少なかったです。

喫煙専用室は客室から除外するのが自然ですからね。

今からでも、特例風俗営業者の認定を取れるホールさんは、取得を検討されるとよいですよ。
ただし、いくつかの注意点を忘れませんよう。

昨年の日遊協の講演で配布した資料には注意点を記載しておきました。
セミナーに参加された会員様には、私の配布した資料等についてご不明の点がありましたら、お気軽にお問合せください。
posted by 風営法担当 at 11:46 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場