2020年06月19日

風営法初級テストのことで思う

パチンコ業界も、コロナ騒ぎでコンプライアンスどころの話ではなくなっていました。

受動喫煙対策も、ハラスメント対策も、いつの間にかどこかに行ってしまった感があります。

風営法関係のお問い合わせも、しばらく少なかったです。休業中だから当然ですけれど。

でも、風営法違反の摘発関係の情報はチラホラありますね。

福岡では無承認変更と自家買いで。
長野では自家買いで。

というわけで、釘と買取の問題は相変わらず存在しているということです。
古物営業のことも気にかかりますしね。。

最近思うんですが、私も歳を取りまして、ホール業界に関わって20年くらいになります。
私と同世代の業界人の人たちはかなり少なくなって、私より若い世代の人たちが重責を担っているわけですが、世の中変わったなと。

世の中いろいろな面で「法律どおり」が進んできて、そのせいもあってか、「法律どおりが当たり前」という感覚の人がホール業界でも増えてきているのでしょう。

妙にまじめな人が増えている。
いや、「妙」とは失礼ですかね。。。

でも、業界の法的な諸問題の多くは、依然として昔のままです。
本質的な問題を理解して日々判断されていればよいのですが、どうでしょう。

風営法のことで疑問とかありませんか?大丈夫?

「わかってるよ。大丈夫。」

とおっしゃる。

(いや、そんなはずはない。。。)

油断すると危険。
それは今も昔と同じですが、今の人たちはそこのところをわかってくれていますかね。

本音がよくわからいのですよ。それに。
自分の理解度なんて、意外と本人がわかっていないものです。。

そう言えば弊社の風営法初級テスト。
休業期間中、よく利用されていました。

うれしいのですが、初級はしょせん初級。
あれだけでは中途半端で、むしろ危険でもあります。

本当に重要なことはオンライン研修では伝えにくいことなので、三密のリスクがあってもアナログで伝えないと。
このあたりが今の課題の一つです。

一方で、オンライン研修の手軽さにも注目しています。
ハラスメントアンケートを実施し、その結果を踏まえてオンラインでハラスメント研修。

現地に行かなくてもハラスメント対策を支援できるじゃないかと。

人がどんどんナイーブになってきていますね。
議論を避けるために本音を言わない人達。

それがよいことだという風潮が様々なリスクを生んで、コンプライアンスの根幹に影響を与えています。
さて。。

「思ったことを言っちゃいなよ。」

「無理に言わないでいいよ。こっちで工夫するから。」

どっちが正解ですかね。

時代のながれは

「無理に言わないでいいよ。こっちで工夫するから。」

でしょうね。
ですので、アンケートが重要です。本音をキャッチできる方法の。

弊社ではアンケート実施の支援も行っています。
お問合せをお待ちしております。

のぞみ総研コンプライアンス担当
電話042-701-3010
posted by 風営法担当 at 17:44 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2020年06月12日

飛沫防止の板を取り付けたときに届出いるの?

これは遊技場営業にとりあえず限定した話です。

ウィルスの感染予防のためにカウンター上に透明のアクリル板を設置した場合に、変更届をしなければならないのか。

ホール営業の皆さんは、遊技機の部品で細かいところまでしっかり届出しているものだから、こういったものも変更届出が必要ではないか?と思い浮かぶのは当然のことです。

法令を見たところでは、「うーん、いらないんじゃない」と私は思うのですが、絶対に不要、というほどの根拠も法令の中にはなさそうで。

こういう場合、行政に「届出いりますか?」と質問すると、「とりあえず出しておいてね」と回答されるのがオチです。

健康増進法施行の関係でも、たかが灰皿程度で「届出せよ」と言われた事例がどこかでありました。

私は「法的に」ではなく「常識」として「不要」と思ってましたし、業界団体の方でも警察庁にお伺いをたてて確認したうえで、その内容で広報してましたけれどね。。。

で。今回はコロナ対策として、ということですが、透明の板を設置した程度で届出が必要なのか。

透明のアクリル板等で、固定をしない程度のものなら原則不要ですよ。

という行政解釈になっています。先日、そういう通知が出てましたから。

客室面積や客室内の見通しに影響がなくて、大がかりな変更でもないのであれば・・・

ということです。

分煙用の台間ボードを設置する場合は、届出が必要ということでもあります。一応固定されますので。

ただしこれ、パチンコ業界の話であって、飲食店系の風俗営業でも同様に考えていいかと言うと、ちょっとな。。

いろんな営業形態がありますからね、ここでは遊技場営業に限った話としておきます。
(後日聞いたところでは、パチンコ営業に限られないようです。)

ホール業界では、いずれ正式な内容でお知らせがあるとかと思いますが、当然と言えば当然のことだし、この届出不要という措置は緩和措置なのか?

という点には疑問がありますが、とりあえず「不要」ということが明らかになったのはありがたいことです。

これで不要不急の外出が少しは減るというものです。
posted by 風営法担当 at 17:59 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2020年06月08日

業界団体への期待について思う

経過措置期間延長に伴う「誓約書」ですが、先週末が提出期限でした。
どの程度提出されたのかとても気になります。

今回の附則改正は業界団体の尽力あっての結果ですが、いざ「延長」になってしまうと、自主的な撤去に迷いが生じてしまう。

期限延長はありがたいけれど、休業要請を無視した一部ホールのことが思い出されて、また

「ずるいホールだけがルールを無視して儲けるのじゃないか」

と疑心暗鬼になってしまっている人は少なくないような。

この場合の「ルール」は法律とは別のものです。

今朝もTVのワイドショーで評論家がコメントしていたのですが、
<休業要請を無視して営業しているほんの一部の店がクラスター発生のリスクを高めている。これをなんとかするには業界団体の圧力が必要だ。>

みたいなことをおっしゃるわけですが、業界団体にもいろいろありまして、多くは任意で加盟する団体だから、強制すればするほど脱会されたりします。

その辺の事情を調べもせずに、なんでもかんでも「業界団体任せ」にする風潮は、そろそろダメ出しするべきではないかと思ったりします。

そりゃあ、団体にしてみれば「腕の見せ所」ではありましょうが、法的に強制できないことを無理強いすることは、その行為自体が犯罪になりかねません。

この国が法治国家だということをうっかり忘れたような発言が多くなってきました。

仮に、非常時だからコンプライアンスを軽視する傾向があっても仕方ないとしても、現実的に無理なことをさもできそうにTVで言われてしまったら、当の団体関係者の皆さんは困ってしまうでしょう。

そもそも、休業がそんなに重要なら、法に基づいて権力がやればいいのですよ。

<日本の法制度ではできないから圧力をかけたれ>

これは本末転倒ではないかな。
憲法で保障された自由を法が守らなければならないなら、法を使わないでその自由を奪ってしまえ。
と言うことでしょ。

つまり、法の建前では自由を守っているフリをするけど、実態としては自由を奪う、というこの社会特有のアレですね。

だから、こないだある業界誌の取材でつい言っちゃったんですが、業界としては「自主規制でなんでもやります」ではなくて、必要に応じて法規制を厳しくしてください、という主張をすることも必要だと思うのです。

最近のホール業界を見ていると、「法規制」「自主規制」「団体に所属する意義」というキーワードでいつも悩んでいます。

「正直者がバカを見るのはオカシイ」

ごもっともですが、だったらどうするんです!?

法の原則論から言うと、「法を守りながら自由に営業し、業界団体がそれを支える」という構図が正しいのです。

もちろん、業界ごとに特殊な事情があって、特に風営法は「さじ加減」が重要な法律ですから、ガイドラインを作ったりするのは結構なことです。

が、長い目で見ると、今後もこの調子では大変そうですね。。。。
posted by 風営法担当 at 11:49 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2020年05月08日

休業要請緩和における「他とは違う」の意味について思う

愛媛県知事の記者会見を見ていたのですが、愛媛県では11日から休業要請緩和の方向であり、パチンコ店についてはこれまで休業要請対象であったところ、三密などの所定の措置を講じることを条件として暫定的に解除するとのことでした。

その会見において、

<愛媛県では協力金がゼロであったにも関わらず、全てのパチンコ店が休業要請翌日から速やかに休業したから他の地域とは違う。よって条件付きで解除する。>

との趣旨で知事が発言されていました。

地域のホール事業者がまとまって社会的要請に応えたことが、愛媛県における休業要請の緩和につながったことが強調されていたのです。

一方で、他の地域では休業しないホールが存在したし、今日になって営業再開するところも出てきました。

業界全体としては完全なる休業を実現したい。でもできない。

当然ながら、行政側はかなりこまかく休業状況を把握しています。
警察も国から都道府県まで気にしています。

ここから先は憶測ですが、休業要請を無視しているホールさんが、この先何事もなしで済むのか。

この点について、私は「いろいろありうる」と考えています。

その「いろいろ」がどういうことであるか。。。

それはご想像ください。後はそれなりに覚悟すればよいことです。
posted by 風営法担当 at 12:16 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2020年04月27日

パチンコ店休業状況雑感

GWが始まったばかりのこの時点で、パチンコ業界では休業要請に応じないホールが残っていました。

昨夜も地元のホールを見に言ったら、夜8時で駐車場はほぼ満車。店内もかなりうまっていましたよ。

非常事態宣言が出た時点では、95%くらいのホールが休業し、残りの5%は経営的に余裕の無い零細ホールであろうと予想していましたが、私の想像をはるかに超えて多くのホールが営業を継続したので驚きました。私の認識は甘かった。

東京だと3割くらいだったですかね。名の知れた大手ホールもありました。

その後、大阪では休業しないホール名が公表され、世間ではパチンコ業界を批難する声が高まりました。
今日もお昼のワイドショーでさんざん叩かれている。

でも、今日あたりになって休業に転換するホールがたくさんでてきて、これでほ全てが休業に入りそうな雰囲気です。

でも、これで「めでたし」とはなりませんね。
一軒でも開いてればメディアは報道しますし、パチンコ業への悪い印象が記憶に残りました。
しかも、店と客とセットで。

もともとイメージ悪いんだからいいじゃない。。。。?

他業種に比べて、休業しない悪あがきの印象があまりに強烈でした。

世間の批判の内容を見ると、やはり営業上の法的問題点を指摘する声がたくさんありました。

この悪影響が今後どんなふうに出てくるのか。

次の行政講話でなんて言われるのかな。言われないのかな。

でも、セーフティネットではパチンコ業も一転して指定対象になれるそうで、頑張ってみてよかったですね。
posted by 風営法担当 at 12:01 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場