2017年07月13日

規則改正案について思う

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=120170011

上記のとおりで、風営法施行規則と検定規則を改正します。
これらはパチンコ業界にのみ関わる問題なので、それ以外の業界の方々には影響しません。

当初推測されていた「賞品の価格上限の改正」は無くなりまして、遊技機の性能規制の強化と、管理者業務が一つ増えたということ。

遊技機の設定といわゆる管理遊技機(出玉情報等を容易に確認できる遊技機)については、文言の定義づけとルール設定が追加されたりしました。

そして肝心の経過措置(付則部分)については詳細が不明です。
改正概要のうち、経過措置に関する部分を以下に抜粋します。

経過措置
現行基準による認定を受けた遊技機又は検定を受けた型式に属する遊技機(経過措置により、施行日後、現行基準での認定又は検定を受けるものを含む。)について、附則で定める各起算日から3年間は、引き続き営業所への設置を認めることなどを規定する。
以上

施行日は来年2月1日です。
どの型式までが、認定申請による設置延長が可能なのか。

都合よく解釈すると、かなり広範囲で適用できそうな気もしますが、そうなると年末年始は申請事務が多忙になりそうです。

それはさておき。
現在設置中の機械は全部撤去だ、というノリになっているようですが、果たして実際にそうなのか、私は法的な論点として確認できていません。これについては余計なお世話かもしれないので、ブログ上でのこの話はここでやめておきます。

契約者の皆様へはこういった規則改正の場合、弊社から速報で情報発信するところですが、今回は事前に情報が流れていたし、パブコメで公開された規則改正案にはいまだ整理のつかない部分があるので、今回はまだお知らせをしておりません。

さらに余談ですが、検定認定期間中につき施行日以降も設置が認められた機械の部品変更については承認が得られるようです(たぶん)。







posted by 風営担当 at 10:13 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年07月10日

風営法初級テキストでの研修(のぞみ総研)

いきなり余談で恐縮ですが、風営法規則改正については、そろそろパブコメがでるでしょう。
さて、本題です。

弊社では、以下のサイトで「風営法初級テスト」を公開しております。
ブラウザや端末の状況によっては使用できないときがありますので申し訳ないです。

風営法初級テスト
http://nozomi-soken.jp/test.html

アクセス制限がありますが、毎週火曜日に配信される無料メルマガ「P店法務チェック」の末尾でIDとパスワードを掲載しております。

この「風営法初級テスト」に合わせて、「風営法初級テキスト」も用意しております。
ぜひとも、両面印刷の左綴じでお願いします。<(_ _)>

最近は、この「風営法初級テキスト」を用いた研修をよく行っています。
店長クラスの方にとっては、「初級」という言葉に抵抗感があるやもしれませんが、タイトルが「初級」であっても私が伝える内容は「初級」にはなりません。

対象者の職階と時間配分に合わせて工夫しています。
新人スタッフが相手なら2時間でも充分ですが、店長さんが相手なら4時間は必要です。

店長さん向けの内容なら、「初級」を素材にして「法令の見方・考え方・使い方」を伝えます。

その様子をご覧いただいてから、その後の研修計画をイメージしていただきます。
つまり、「本来我々が身につけておくべき理解」がどれほどの深さのものかをご理解いただく必要があるのです。

今の日本社会のコンプライアンスは、我々の意図を離れて、とても複雑怪奇な状況に陥っています。
その現実の中で各自が責任とリスクを負って業務を遂行してゆくためには、様々な見識や配慮が必要であって、暗記で済むような気軽な話ではないのです。

ホール業界に限ったことではないですが、日本社会を取り巻く深刻な現実を肌身に感じておられない人とは、研修計画の話をしても、どうにもしっくり来ないものです。

そのあたりの問題を背景にした風営法初級研修ですから、「初級」といえども、それなりの深さがあります。
ホール業界はいま大変なことになっていて、未来がわかりにくい状況ですが、「法やコンプライアンスの考え方」は、いつ、どの業界においても、身につけておくべき普遍的な課題です。

ご依頼があれば、全国どこでも喜んでお邪魔いたします。






posted by 風営担当 at 11:40 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年06月26日

激変時のリスク計算を

大方の皆様はすでにご承知でしょうけれど、風営法関連法令の改正が予定されているらしいような気がします。

詳しいことには触れませんが、遊技機の射幸性が大幅に低減される覚悟が必要です。

大衆娯楽としての、つまり、風営法の枠内で存続できる、あるべき姿の射幸性で営業するということです。

「賭博と一線を画する営業」であるために必要な要素を念頭に置かれてのことです。

そのことは、何年も前から、行政講話でも通達でも、何度も何度も予言されてきたことです。

遊技性能とその変更の問題。

賞品流通の問題。

二つ同時に重要課題になっていますが、今は激変期。

「今までは大丈夫だったけど」は捨てましょう。

業界も行政も、どんな変化が起こるかわからないシーズンです。

これほどの激変ですから、そこのところのリスクを重く見積もるべき時期に来ています。





posted by 風営担当 at 11:07 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年06月05日

パチンコ店内のATMについて思う

ホール内にATMを設置するとき、私の経験では「変更届」を設置後に提出すればよいものと、おおむね考えております。

客室の範囲に影響を及ぼす場合には、変更承認申請が必要となることがありえますが、それは実際にはあまり無いかなと。

ATMは遊技に無関係なので客室面積から控除しましょう。
それはそれで筋が通っていますが、そこまで細かく考えるべきかどうか。

まあそれはともかく、ATMのことで最近思うのです。

今ホール内に置かれているATMは、金融機関の口座から自分のお金を引きだすことしかできないものです。

便利なので、私も自分のお金の引き出しのためにホールさんを利用させていただくことがあります。

ところが、引き出し制限というものもあるのですね。<自分のお金>なのに?

「なにもそこまで制限しなくても。」という気もしますが、そこは世間の目が厳しい時代なので、自主規制としては理解できます。

特に今、依存症対策が重大な問題になっているときでもありますし。ところが。。。

パチンコ店のすぐ隣にコンビニエンスストアがあって、そこのATMでは無制限で引き出しできるし、それどころか、お金を借りることさえできる。

特に最近、そういう「状況」を多く見かけるようになったのは、気のせいでしょうか。
とても偶然とは思えません。

ATMの自主規制がこんなに厳しい一方で、となりのコンビニはどうなのさ。
「正直者がバカを見る」の典型ですね。

それでも店内ATMの設置に難色を示す人が「まだ」いるとも聞きます。

よくある風景ですが、「わかりやすいところ」だけをしつこく叩く人たちがいますし、そういう「風潮」に乗っていれば安心できるタイプの人々もいます。

もっとほかに問題点があるだろうに、と私は思うのですが、こういった風景がある種の「いじめ」に重なって見えるときもあります。

過度に自主規制に頼りすぎているからこそ起きることであって、業界の体質や風土がどうのこうのと言ったところで意味がありませんが、もっと注目されてしかるべき問題だと思います。

こういうことでいいんでしょうか? と思った次第です。






posted by 風営担当 at 12:37 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年05月29日

カウンター付近の冷蔵庫について思う

春先から、カウンター付近の冷蔵庫が見通しを妨げる、といった指導を受けたホールさんの話が増えています。

賞品提供カウンターの脇に、賞品としてのジュースなどを冷蔵している冷蔵庫は、多くは高さが150pを超えています。
さて、これは違反なのかどうか。

私が行政職員だったら、ほとんど気にしないのですが、もしあの通達を見ていたら、気になってしまうかもしれません。
構造設備に関する平成23年6月15日の警察庁通達です。

原則として、高さが100pを超える設備は見通しを妨げる恐れがあるとされます。
賞品棚でも150pを超えると妨げる恐れあり。

でもですね、見通し問題は「客室の内部」のことです。
賞品カウンターはたいてい客室線のギリギリにあるので、客室内部の目線を「妨げる」と言えるかどうか。

客室線がどこにあるか。おそらく店長さんも、そして図面を持っていなければ行政職員の方も、客室線がどこにあるかわかりいくいです。

とは言え、パチンコ店での見通しの確保はあまり意味がない。
そもそも島が目線をさえぎっているのですから。

そこは目をつぶるしかないので、通達でもそうなっていますが、その時点で見通しの確保には限界があります。
キャバクラ営業なら、いろんな事情があって気にする必要性があるのですが、遊技場ではちょっと。。。

それでも、指示処分にはなかなかならないとは思いますが、注意や指導まではよくあります。
それをもってホールスタッフさん達は私どもに「なにが悪いの?」とご質問されるのですが、こういう現象を適度にご理解いただくためには、「行政職員が何を見てどう考えているか」を想像できるようになっていただきたい。

ホールの皆さんは現場周辺の風景を見て判断していますが、行政は通達で例示された違反事例を見て判断します。
その判断基準のズレが生じているときにトラブルが起きやすくなります。

ですので、法令や通達で確認してくださいとお願いしていますが、法令通達なんて「見るのもイヤ」なんですね。

私としては、そうなんだな、と思うしかありません。

キャバクラで見通しが問題視される理由については、研修のときにお話しするネタです。




posted by 風営担当 at 12:02 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場