健康増進法改正にともなう規則等の改正がありまして、パブコメの内容から想像されていたところとおおよそ同じでしたから、今更皆様に急いでお知らせするほどのことではないと思っています。
詳細においては疑問点が多々ありますし、今後Q&Aが出されるらしいので、それを待ってからまた情報発信しようかと思っています。
それでも3月に入ってからホール業界などから分煙に関するご相談が増えています。
分煙する場合の風営法関連の注意点については、業界団体の講演等でも解説しているし、このブログでも触れました。
むしろ最近気にしているのは、「健康増進法を守らなかったら、どうなるの?」というテーマ。
皆さん、どうお考えでしょうか。
未来のことですけれど、私なりに推測はしております。
業種によって、ご感想はいろいろですよ。
夜の飲食系の皆さんは、そもそも気にしていない。
悩むレベルの話になっていないようです。
麻雀やゲーセンも似たような感じで、あわてる様子でもない。
ホール業界は。。。比較的にあわてているように見えますがどうでしょう。
法令遵守への意気込みは、ホール業界は他業に比べて高いです。
で、過料50万円ですが、これをどうとらえたものか。
いずれ関係先には私の見解をお知らせしようと思っています。
基本的には、あわてない方がいいですよ、という内容になります。
2019年03月11日
受動喫煙対策をしなかったらどうなるの?
posted by 風営法担当 at 11:16
| コンプライアンス総合
2019年02月24日
法律の勉強が大嫌いな講師
私、コンプライアンスの講師なんてやってますが、法律の勉強は大嫌いで、歴史が大好きなんです。
若いときは考古学やりたかったです。
さきほどテレビのクイズ番組を見ていたら、いつものとごく歴史クイズとか出してます。
おおよそ記憶力を問う出題ですね。そりゃそうだ。クイズだもの。
こういうクイズに正解できる人って、日ごろ何考えているんだろ。
こんなことを覚えて答えるために時間を費やしているのか。
歴史の面白さって、そこじゃないと思うんですけど。。。まあ、余計なお世話ですかね。
頭脳をどう使おうと人の勝手ですが、歴史のクイズに答えられなくても歴史好きであることには違いないし、歴史を知らないことにはなりません。
法律も同じで、法律の条文や解釈を覚えてなくても法律を使いこなすことはできます。
法律の条文なんてネットで調べればわかるんだから。
そう言えば、ある企業(ホール業界でないですが)の幹部の方が、私が研修を開始する直前にいきなり現れて、「自分は法学部を出ているんだ。こんなヤツの話を聞くくらいなら俺の話を聞け」とおっしゃったことがありました。
気持ちはわかりますが、法学部出身者であることは、法律をわかっている根拠にはならないのです。
この私自身がそうでしたしね。。。
日本の法学部なんて、えらい学者の解釈を暗記するだけでしょ。
議論させないし、そもそもそんな能力が学生にないし。それでも法学部を卒業できるんです。
実務において重要なのは、ルールが人間様からどのように使われているかということ。
法学部程度の知識が実戦で役に立つわけないじゃん。
10年くらい働いて、この世の酸いも甘いも経験してから法律を勉強するのが正解だと思いますよ。
なので、私が新社会人を相手にするときは、法律を気にしすぎないようにお願いします。
ルールより命を大事にしてほしいから。
死法という言葉があって、つまりは「人間様から忘れられている法律」があるわけですが、結局、ルールなんてものは人間次第なのです。
だから、ルールを使っている人の使い方やクセや人間様のおろかさを理解しましょうよ。
と私は言うわけです。
しかし残念なことに、この世の中が「ルールブックに書いてある通り」だと思い、そうあるべきだと信じている宗派の方々がいて、若い世代にそういった信者が増加中です。
そりゃそうでしょう。
学校がそういう前提で、そういう宗派の総本山として機能しているわけですから。
じゃ、ルールブックってなんなんだ?って・・・
それはまた別の機会にしましょう。
ともあれ、この宗派の方々は、ルールを守ることについてはコストも考えずエライ努力をしようとするんですが、ルールを変えようとは思わないのです。
なぜか。。。?
世間知らずの先生方が自分の頭脳をコピーし続けるだけの学校教育制度。
いつまで付き合わされるんだろう、と研修しながら思う毎日ですが、この社会はずっとこの調子かもしれません。
でも、私は実務で役に立たねばならない身ですから、こういった問題とは今後も向き合って行きますよ。
その宗派の方々から様々な誤解や批判を受け続けますが。。。
大事なことは暗記でなくて考え方を身につけること。
それはネットやテキストを見て簡単に身につくものではないのですが、ご本人がご自身の考え方に問題が無いとおもって、私の考えを理解する気もないまま、私のコンテンツを探しまくり、書式やデータをくれだのといったり、匿名で質問だの失礼なことをして、それが自身にとって有害だとわかっていないのはかわいそうです。
私と同じ考え方を身につけないで、私のコンテンツを使いこなせるわけがないのです。
作った本人がそう思うのだから仕方がない。
もっと機会があれば、少しでも多くの方に前進してもらえるように頑張るのですけどね。。。
若いときは考古学やりたかったです。
さきほどテレビのクイズ番組を見ていたら、いつものとごく歴史クイズとか出してます。
おおよそ記憶力を問う出題ですね。そりゃそうだ。クイズだもの。
こういうクイズに正解できる人って、日ごろ何考えているんだろ。
こんなことを覚えて答えるために時間を費やしているのか。
歴史の面白さって、そこじゃないと思うんですけど。。。まあ、余計なお世話ですかね。
頭脳をどう使おうと人の勝手ですが、歴史のクイズに答えられなくても歴史好きであることには違いないし、歴史を知らないことにはなりません。
法律も同じで、法律の条文や解釈を覚えてなくても法律を使いこなすことはできます。
法律の条文なんてネットで調べればわかるんだから。
そう言えば、ある企業(ホール業界でないですが)の幹部の方が、私が研修を開始する直前にいきなり現れて、「自分は法学部を出ているんだ。こんなヤツの話を聞くくらいなら俺の話を聞け」とおっしゃったことがありました。
気持ちはわかりますが、法学部出身者であることは、法律をわかっている根拠にはならないのです。
この私自身がそうでしたしね。。。
日本の法学部なんて、えらい学者の解釈を暗記するだけでしょ。
議論させないし、そもそもそんな能力が学生にないし。それでも法学部を卒業できるんです。
実務において重要なのは、ルールが人間様からどのように使われているかということ。
法学部程度の知識が実戦で役に立つわけないじゃん。
10年くらい働いて、この世の酸いも甘いも経験してから法律を勉強するのが正解だと思いますよ。
なので、私が新社会人を相手にするときは、法律を気にしすぎないようにお願いします。
ルールより命を大事にしてほしいから。
死法という言葉があって、つまりは「人間様から忘れられている法律」があるわけですが、結局、ルールなんてものは人間次第なのです。
だから、ルールを使っている人の使い方やクセや人間様のおろかさを理解しましょうよ。
と私は言うわけです。
しかし残念なことに、この世の中が「ルールブックに書いてある通り」だと思い、そうあるべきだと信じている宗派の方々がいて、若い世代にそういった信者が増加中です。
そりゃそうでしょう。
学校がそういう前提で、そういう宗派の総本山として機能しているわけですから。
じゃ、ルールブックってなんなんだ?って・・・
それはまた別の機会にしましょう。
ともあれ、この宗派の方々は、ルールを守ることについてはコストも考えずエライ努力をしようとするんですが、ルールを変えようとは思わないのです。
なぜか。。。?
世間知らずの先生方が自分の頭脳をコピーし続けるだけの学校教育制度。
いつまで付き合わされるんだろう、と研修しながら思う毎日ですが、この社会はずっとこの調子かもしれません。
でも、私は実務で役に立たねばならない身ですから、こういった問題とは今後も向き合って行きますよ。
その宗派の方々から様々な誤解や批判を受け続けますが。。。
大事なことは暗記でなくて考え方を身につけること。
それはネットやテキストを見て簡単に身につくものではないのですが、ご本人がご自身の考え方に問題が無いとおもって、私の考えを理解する気もないまま、私のコンテンツを探しまくり、書式やデータをくれだのといったり、匿名で質問だの失礼なことをして、それが自身にとって有害だとわかっていないのはかわいそうです。
私と同じ考え方を身につけないで、私のコンテンツを使いこなせるわけがないのです。
作った本人がそう思うのだから仕方がない。
もっと機会があれば、少しでも多くの方に前進してもらえるように頑張るのですけどね。。。
posted by 風営法担当 at 15:21
| コンプライアンス総合
2018年07月23日
「世代による感覚の違い」について思う
著作権、風営法、ハラスメント対策、リスク対策、総合的なコンプライアンス。
かれこれ20年にわたって研修講師をやってまいりましたが、またちょっと自信がなくなっています。
自分の研修方針はこれでいいのなかと。
特に気になるのは、若い世代に向けてのこと。
世の中が変化し、人の意識や価値観も変わってゆく中で、私の考えが時代に合ったものであるのか。
私は「生き方」としてのコンプライアンスにこだわっていますし、今後もそれは変わらないでしょう。
しかし、「生き方」はいろいろなのですよね。私が押し付けても、相手の心に響かなければ意味がないのです。
「世代による感覚の違い」は重要です。しかし、あまり意識しすぎてもいけないのかどうか。悩みます。
ハラスメント研修でたくさんの本音をうかがっていると、コンプライアンスの行末えも容易ではないなあと思います。
今のコンプライアンスは決して愉快な状況ではありません。
マニュアルやルールを一方的に押し付けて、結果について知らん顔をするつもりの人。
責任を押し付けられても、そういったことを考えないで平気でいられる人達。
本末転倒な法令遵守。無意味なルール。無駄な配慮。それらの放置。
私自身が、理想のコンプライアンスを実践できているわけでもありませんし、「結局なんなんだ」と思います。
簡単に言うなら、「白か黒か」ということです。・・・これじゃ、わかりませんよね。
また乗り越えるべき課題が見えて来たな、と思う今日この頃です。
余談ですが、いろんな法律や改正法が生まれていますね。
まだ整理できていないので、またいずれ。。。
かれこれ20年にわたって研修講師をやってまいりましたが、またちょっと自信がなくなっています。
自分の研修方針はこれでいいのなかと。
特に気になるのは、若い世代に向けてのこと。
世の中が変化し、人の意識や価値観も変わってゆく中で、私の考えが時代に合ったものであるのか。
私は「生き方」としてのコンプライアンスにこだわっていますし、今後もそれは変わらないでしょう。
しかし、「生き方」はいろいろなのですよね。私が押し付けても、相手の心に響かなければ意味がないのです。
「世代による感覚の違い」は重要です。しかし、あまり意識しすぎてもいけないのかどうか。悩みます。
ハラスメント研修でたくさんの本音をうかがっていると、コンプライアンスの行末えも容易ではないなあと思います。
今のコンプライアンスは決して愉快な状況ではありません。
マニュアルやルールを一方的に押し付けて、結果について知らん顔をするつもりの人。
責任を押し付けられても、そういったことを考えないで平気でいられる人達。
本末転倒な法令遵守。無意味なルール。無駄な配慮。それらの放置。
私自身が、理想のコンプライアンスを実践できているわけでもありませんし、「結局なんなんだ」と思います。
簡単に言うなら、「白か黒か」ということです。・・・これじゃ、わかりませんよね。
また乗り越えるべき課題が見えて来たな、と思う今日この頃です。
余談ですが、いろんな法律や改正法が生まれていますね。
まだ整理できていないので、またいずれ。。。
posted by 風営法担当 at 10:23
| コンプライアンス総合
2018年05月07日
管理職になりたくない人々 について思う
管理職になりたくない若手が増えている。というニュース記事を見まして。。。
「そりゃそうだろうな」と思うのですが、私はワタシ特有の目線で、次の様にも思います。
コンプライアンスの研修で私が伝えることは、「実際のコンプライアンスはそんな甘いもんじゃない。」という話ですが、言い換えれば、多くの人々はコンプライアンスを誤解しています。
<法律を理解して守ればいい>
そう思っている経営者の下で、管理職が積極的にリスクを取ろうと思うか。
だって現実には、法律を知れば知るほど法的リスクの存在におびえる結果になるのですから、これまで通りの判断が怖くなってしまいます。
「この広告は行政や近隣店舗からとやかく言われるかもしれない。ガイドライン違反を指摘されたり、風営法違反で指示処分の可能性もゼロではない。でも、自分は違法とは思わない。。。」
さて、風営法のリスクを分析して、こういう状況で広告を打つのか。
法令違反を指摘されるリスクを避けようとしたら、それだけのためにどれほどの営業機会を失い、コストがかかることか。。
なのに、経費を節減せよとか、売り上げ目標とか、数値的な圧力は常にかかるわけです。
<法的な問題が起きた>という結果だけで、有無を言わさず責任を取らされるような組織なら、管理職はあまりにハイリスク。
逆に考えれば、法的リスクを適切な確率計算で運用できる管理職と、その有用性を認める経営者がセットになっていたら、相当に有利な展開がありうるのではないかと。
そういう意味で、最近は若手経営者の方々に期待をかけて活動しているところです。
「そりゃそうだろうな」と思うのですが、私はワタシ特有の目線で、次の様にも思います。
コンプライアンスの研修で私が伝えることは、「実際のコンプライアンスはそんな甘いもんじゃない。」という話ですが、言い換えれば、多くの人々はコンプライアンスを誤解しています。
<法律を理解して守ればいい>
そう思っている経営者の下で、管理職が積極的にリスクを取ろうと思うか。
だって現実には、法律を知れば知るほど法的リスクの存在におびえる結果になるのですから、これまで通りの判断が怖くなってしまいます。
「この広告は行政や近隣店舗からとやかく言われるかもしれない。ガイドライン違反を指摘されたり、風営法違反で指示処分の可能性もゼロではない。でも、自分は違法とは思わない。。。」
さて、風営法のリスクを分析して、こういう状況で広告を打つのか。
法令違反を指摘されるリスクを避けようとしたら、それだけのためにどれほどの営業機会を失い、コストがかかることか。。
なのに、経費を節減せよとか、売り上げ目標とか、数値的な圧力は常にかかるわけです。
<法的な問題が起きた>という結果だけで、有無を言わさず責任を取らされるような組織なら、管理職はあまりにハイリスク。
逆に考えれば、法的リスクを適切な確率計算で運用できる管理職と、その有用性を認める経営者がセットになっていたら、相当に有利な展開がありうるのではないかと。
そういう意味で、最近は若手経営者の方々に期待をかけて活動しているところです。
posted by 風営法担当 at 15:35
| コンプライアンス総合

