このたび当サイトから下記へ移転することといたしました。
http://fuei.sblo.jp/
当サイトではこの夏にシステムの変更をしましたが、その後どうにも使いづらく、コンテンツのアップがおろそかになりがちでしたので、移転することとしました。
しばらくのちには当サイトからコンテンツを削除することなりますが、今後は新しいサイトでもよろしくご利用願います。<(_ _)>
風営担当
2011年10月14日
2011年08月21日
見通しが問題になるのは客室ですよ
解釈基準見直しに関するご相談の中で、客室内の見通しを妨げる設備の考え方として誤解されていることが多いので、少し解説します。
詳しくは、プレイグラフ10月号の「法務相談カルテ」で掲載する予定です。
「客室の内部に見通しを妨げる設備を儲けないこと」という規制は、文章を見てのとおり「客室の内部の見通し」に関するものですから、客室ではないところでは関係がありません。
ですので、「客室ではないならイーゼルやら旗やらが邪魔でも大丈夫ですよ。」と説明するのですが、その際に、「この場所は客室ですか?」と質問をされてしまうケースがしばしばあります。
店内のどこまでが客室なのかということは、私がお店の方に聞きたいことなのです。
なぜなら、公安委員会に提出してあるであろう図面に「客室の範囲」が示されていて、原則としてその図面に従って判断すべきですから、私が勝手に判断してよいことではないのです。
客室の範囲がどうなっているのかということは各店舗できちんと認識しておいていただかないと、いろいろ困ったことになりえます。
見通し問題とからめて、一度確認されておくことをおすすめします。
詳しくは、プレイグラフ10月号の「法務相談カルテ」で掲載する予定です。
「客室の内部に見通しを妨げる設備を儲けないこと」という規制は、文章を見てのとおり「客室の内部の見通し」に関するものですから、客室ではないところでは関係がありません。
ですので、「客室ではないならイーゼルやら旗やらが邪魔でも大丈夫ですよ。」と説明するのですが、その際に、「この場所は客室ですか?」と質問をされてしまうケースがしばしばあります。
店内のどこまでが客室なのかということは、私がお店の方に聞きたいことなのです。
なぜなら、公安委員会に提出してあるであろう図面に「客室の範囲」が示されていて、原則としてその図面に従って判断すべきですから、私が勝手に判断してよいことではないのです。
客室の範囲がどうなっているのかということは各店舗できちんと認識しておいていただかないと、いろいろ困ったことになりえます。
見通し問題とからめて、一度確認されておくことをおすすめします。
2011年04月19日
ネットカフェ、個室で飲食提供し送検
営業許可を受けずにインターネットカフェに個室を作り、飲食物を提供していたとして摘発されたというニュースです。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110402ddlk27040397000c.html
区画席飲食店は風俗営業の一種ですが、せまい区画席を持った飲食店がこれにあたり、インターネットカフェにせまい空間をつくったので風俗営業の無許可営業になってしまったということです。
せまい空間と言っても、壁で囲い込む場合だけでなく、高さ100cm以上の仕切りで囲う場合も「区画」ということになります。
これは、客同士の目線を確保する意味があり、座った人同士の目線が確保できない場所では、性的なサービスやいかがわしい行為が行われやすいと言う発想から、このような設備基準が風営法施行規則に定められています。
風俗営業許可を取れば深夜営業ができないうえ年少者の立入りを拒絶しなければならないので、インターネットカフェは風営法の規制を免れるためギリギリのところで風俗営業にならないよう工夫されていますが、油断して設備基準を超えてしまうこともあるでしょう。
摘発された店の中には全国的にチェーン展開している店舗もありますが、大阪だけでなく他の地域にも影響が出るかもしれません。
既存の風俗店への取り締まりがある程度行き渡っていると思いますので、今後この分野へ注目される可能性を感じます。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110402ddlk27040397000c.html
区画席飲食店は風俗営業の一種ですが、せまい区画席を持った飲食店がこれにあたり、インターネットカフェにせまい空間をつくったので風俗営業の無許可営業になってしまったということです。
せまい空間と言っても、壁で囲い込む場合だけでなく、高さ100cm以上の仕切りで囲う場合も「区画」ということになります。
これは、客同士の目線を確保する意味があり、座った人同士の目線が確保できない場所では、性的なサービスやいかがわしい行為が行われやすいと言う発想から、このような設備基準が風営法施行規則に定められています。
風俗営業許可を取れば深夜営業ができないうえ年少者の立入りを拒絶しなければならないので、インターネットカフェは風営法の規制を免れるためギリギリのところで風俗営業にならないよう工夫されていますが、油断して設備基準を超えてしまうこともあるでしょう。
摘発された店の中には全国的にチェーン展開している店舗もありますが、大阪だけでなく他の地域にも影響が出るかもしれません。
既存の風俗店への取り締まりがある程度行き渡っていると思いますので、今後この分野へ注目される可能性を感じます。
2011年04月18日
年少者の打ち子を入れてしまったホールは
高校生を雇ってスロットさせ3容疑者逮捕(神奈川県)
こんなニュースですが、もし年少者の打ち子だったとして、逮捕は結構な話ですが、警察からホール側の入場規制が甘かったというとらえ方をされる恐れが気になります。
年少者の立ち入り防止は完璧に行うことは無理なわけですが、それ相当の努力をしているということがポイントになりますから、日頃から年齢確認や締め出しを行い、マニュアルを整備したり、実施記録を残したりといった対策も重要でしょう。
こんなニュースですが、もし年少者の打ち子だったとして、逮捕は結構な話ですが、警察からホール側の入場規制が甘かったというとらえ方をされる恐れが気になります。
年少者の立ち入り防止は完璧に行うことは無理なわけですが、それ相当の努力をしているということがポイントになりますから、日頃から年齢確認や締め出しを行い、マニュアルを整備したり、実施記録を残したりといった対策も重要でしょう。

