2017年03月06日

風営法万歳!

おかげさまで最近は全国から様々な研修のご依頼をいただいております。

ホール業界においては風営法の関連のお話が多いのですが、いまどきの風営法研修は、社内体制と合致した方法で実施していただかないと、いろいろ懸念があります。

ならば無難なところで、ということもありますし、立ち入りが増えるということもありますし、営業現場の規制を正確にご理解いただくことは重要ですので、そういった「当たり前の部分」を再確認する内容の研修(風営法初級)もよく行っています。

弊社の「初級テキスト」と「初級テスト」に対応した内容です。

当たり前の風営法の知識なら、このブログや弊社コンテンツですとか、WEB上のいろいろな情報でも充分に活用できるわけですが、面白さとか、重要なポイントへの注意とか、そういった点での配慮やバランスなどが、私の研修の「らしさ」ということだと思います。

ホール業界は今いろいろ大変な問題があって、現場の皆様からはもう、どう考えたらよいものか悩む、又は考えるゆとりさえない、という雰囲気を感じ取っています。

ではありますが、研修や教育や社内風土の改善は、ホール営業の今と未来に関わる重大な課題です。

遠方でも参りますので、まずはお気軽にお声かけいただきたいと思っております。

このブログで書くネタも、そろそろ乏しくなってきました。

表で言えることはすでに言ったし、言えないことは言えないし。

ところで、このブログでは触れておりませんでしたが、別のサイトでは次のような執筆もしておりました。

「風営法万歳!」(PSKAI総研のコラム)
http://psksouken.jp/kenkyukai/fueihou/column/

表だって言いにくいことも、多少は書いております。ほんとに少しだけでけれど。



posted by 風営担当 at 15:08 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年02月18日

鉄道法違反で書類送検 について思う

二人の女性芸能人が鉄道法違反で書類送検されたというニュースがありました。

最近は、来日外国人による線路内への立入がテレビでよく話題になっていました。

そんな時期にネット上で証拠画像がアップされてしまうと、司法機関として無視できなくなります。

書類送検された芸能人の方々には同情します。たいした悪意はないのだし、微罪ではありますが、送検はされます。
今はそういう時代です。

違反容疑で取り調べを受けるということは、誰にとってもありうることです。

行政書士が逮捕されたというニュースも、けっこうあります。一応、私も同業者です。

入管法違反がよくありますが、最近は風営法関連のニュースもありました。

私なども注意していますが、取り締まる人は基本的に疑うのが仕事。

いつなんどき巻き込まれるか、知れたものではありません。

すでに、「そういう時代であること」を認識しておかないと。。。

特にホールの店長さん達は、そうでなければいけません。

店長がいないお店って、けっこうありますね。

「いない」というストーリーは、いざ摘発の際には「ありえません」からね。




posted by 風営担当 at 13:39 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年02月10日

「地方」が危険

今週のホール業界は摘発情報の嵐でした。
しかも、これまで静かだった「地方」で起きています。

これについては、かねてから予測しておりましたが、まるで地震予知みたいです。
なんとなくエリアがかぶってる。

今起きていることは全国的な動きでありますが、釘の不正改造(無承認変更)が最もやっかいです。
しかも、地域によって温度差が大きいようです。

昨年、東京で起きていたことは、もはや「東京だけ」ではありません。


「調整してました!」

→「じゃあパチンコ遊技機はすべて違法機ですね」

→とりあえずパチンコ遊技機全台撤去(続けて入替する勇気ありますか?)

→事実上の営業中止(処分ではなく)

→摘発進行(数か月かかる)

→数か月後に営業停止期間開始(2〜6月・最悪許可取り消し)

さて。一体、何か月休むんでしょう。
再開できれば、まだいい方かもしれません。





posted by 風営担当 at 20:36 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年02月08日

依存症対策への取り組み

依存症対策の徹底について業界団体から通知が来ていますね。

行政庁からは、立入の際に依存症対策について確認する、と言われています。

風営法的には、依存症対策を怠っていたからと言って、違反処分や指導をかけてくるわけではありませんが、これまで各方面から依存問題について様々指摘されてきましたから、ホールの現場で実際にちゃんとやっていることを世間にご理解いただかなければなりません。

よって、通知されている「周知徹底事項」については、きちんとやっておきましょう。

依存症問題対応ガイドライン等のデータは日遊協の会員専用サイトで入手できます。

解説映像もYOUTUBEで見れるようになっています。

ステッカーは会員でないホールでも購入できます。

パチンコ機の方のリスクが高まっている中で、依存症対策までは早々に手が回らないでしょうが、こういうことをきちんとやっているという姿勢も、万が一の場合に無意味ではないと思います。





posted by 風営担当 at 11:00 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年02月03日

釘リスク急上昇

ステージが変わったようです。

最終目標は「低射幸性遊技」の実現です。

一般入賞口も、それに続く撤去回収問題も、そのために避けて通れない作業だったわけです。

撤去が終わって次のステージは何か。消去法で考えれば、おのずと決まってきます。

いま、全国的に行政の立入りや摘発が活発化していますが、ステージの状況を考えればある程度読めてくると思います。

このブログでも述べてきました。そろそろ、過去から現在までを総合的に捉える時期ですと。

本人は抜け目なく立ち回っているつもり。

でも、しっかり「何か」をカウントされていたりしませんか。

「いまさら」、ではありますが、釘の周辺は非常に重大な局面を迎えつつあり、それなりの対策が必要となるでしょう。

まだ先は長いですが、気を引き締めてゆきましょう。








posted by 風営担当 at 14:58 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年01月30日

肌感覚と法令通達とのズレについて思う

「この程度の表現で処分!?・・・・」

という話。京都の営業停止の件ですね。

このブログでもたびたび伝えてきましたが、現場の肌感覚と、違反処分を出す際の基準となる通達とでは、若干のズレがあります。

ホール企業で広告規制のセミナーをしたとき、店長さんたちに、様々なチラシ画像を見てもらいながら、「OK,NG」の判断をしていただくと、そのズレが見えてきます。

平成23年に広告規制の通達がでたときは、ジャグラーのみならず、海もふくめて、特定機種の強調は避けられていたはず。

それが様々な心理的作用で、徐々に「なんとなくOK」となってゆく現象。

通達で示された事例に該当すれば、すべて違反処分はだせるわけで、言い換えると、通達にあてはまらないものについての処分は容易ではない。これも心理的作用です。

私がアドバイスする際には、その内容のほとんどが「心理的作用の説明」となります。

もちろん、基本的に法令通達を前提にしておりますが、法令通達だけでは解明できません。

逆に、法令通達を見ないで広告を作っておられるのも、いかがなものかと思います。

このあたりのことは、文字ではなかなかご理解いただきにくいかもしれません。








posted by 風営担当 at 14:08 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年01月22日

法律依存症について思う

童謡「森のくまさん」の替え歌をネタにしていた新人芸人さんが、著作権法の関係でトラブルになっていましたね。

外国の童謡の原作については著作権フリーだとしても、翻訳された歌詞について著作者が存在する。

著作者には著作者人格権の一種である同一性保持権がある。

翻訳された歌詞を改変した替え歌は、同一性保持権を侵害している!?

<どうしたらいいですか?侵害ですか?どっちが正しいのですか?>

と、なりますね。ですが、風営法のごとく、著作権の世界もあいまいなことばかり。

専門家が白黒はっきりつけるだけで済む。ということにならないことが多いのです。

理論的な答えがたくさんありうるなかから、その事案に何をどう合わせるかは最終的に裁判で決めること。

でも、判決の確定まで争うことなんて、ほとんとありません。

多くは、当事者の話し合いで決まること。なんらかの「納得」が生じれば、それで終わりです。

「納得」は、「正義」かもしれないし、「理屈」かもしれないし、「金銭」や、「記憶の喪失」や、「見栄」や「あきらめ」かもしれないし、いろいろありえます。

「森のくまさん」は<法律違反だから>問題が生じたのでしょうか。

似たようなことは、ほかでも結構たくさん起きていたのじゃないでしょうか?

だったらなぜ?

結局、法律なんて、その程度のものだし、現実の問題を解決する決定打になることは、めったにありませんし、「法律どおり」なんて、「現実には無理」という風景がそこかしこに存在します。

でも、法律どおりにやっていれば問題は起きない、と思っている人。

そういう人は法律依存症の傾向があるかもしれません。むしろ、それが「普通」なのでしょう。

風営法も同様で、そもそも、今ホールで当たり前のごとく行われている手続が、「実は違法だった」なんてことが、ないとも限りません。。。 というか、実は「あります。」

それでも、それに疑問をさしはさむ人が少なければ、そのまま動いてゆくし、疑問に思う人がいれば、そこではじめて「問題」になる。

そういう生々しい話を前提におかないと、風営法の本当の理解にはならないし、使えないのですよ。

風営法は重要。でも、ルールを覚えるだけではどうにもなりません。

ですので、私が研修を行う際には、「そういった話」を、私にしてみれば「法律依存症体質を和らげる柔軟体操」みたいな研修を、行わせていただいているのです。

法律を解説すること=かたい話=姿勢を正しくして聞きましょう=面白くない=眠い

こういう研修に価値があるんでしょうか???????????

とかく誤解を受けやすい私たちの活動ですが、時間をかけて説明できれば、おおむねご理解いただけるのだと思います。



posted by 風営担当 at 14:01 | コンプライアンス総合

2017年01月16日

なぜ自分だけが? という感覚

昨年末の、ある麻雀店のオーナーさんとの会話です。

「警察が来て、無承認変更になるから、すぐに営業を止めて変更承認申請をしろと言われた。」

「そんなこと初めて言われた。ほかの店ではそんなことを言われたことはないのに、どうしてうちの店だけがそんな目にあうんだろう。目をつけられたのだろうか。。。」

おおよそ、こんな話ですが、このブログをお読みの皆様にとってはいかがでしょうか。

私からのアドバイス。
「営業中を見られたのに、摘発されなくてよかったですね。運がいいですよ〜。」

思いがけず、初めて体験したとき。
普通の人なら、「自分だけがなぜ?」と思います。。

自分の持っている情報が実は「たかが知れた量」であるとは、なかなか思い至らないものです。

警察から指摘された人は、「じゃあ、あそこの店はどうなんだ。もっといろいろやっているよ。」
としゃべりまくるので、「あそこの店」もしばらくしたら手入れを受けるでしょう。

「今までなにもなかった」という経験をもとに、「今後も何もない」と思いますか?

今年のホール業界は行政処分がさらに増えるかもしれません。

無承認変更は危険です。

特に「地方」が気にかかります。

処分についてのご相談も承っております。






posted by 風営担当 at 17:56 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2017年01月05日

のぞみ総研より 新年のあいさつ

2017年になりました。年末はいろいろあって、ブログの更新が滞っておりました。
年始の挨拶も、たくさん粗相がありました。申し訳ありません。。。

いろいろまとめて、恐縮ながら、こちらで挨拶させていただきます。
本年も、どうか、どうか、よろしくお付き合い願います。<(_ _)>

今年は、もっと身近に感じていただき、もっと頻繁にご利用いただくことを目標にします。

私たちは「フレンドリー」が特徴と言いますか、「とりえ」でありますので、多少の誤解や懸念は覚悟のうえで、これまでのペースで業界の皆さまとお付き合いさせてください。

今年も粗相があるかと思いますが、どうぞお許しください。
その分は別の方法でお役に立てるようがんばりますので。






posted by 風営担当 at 11:16 | パチンコ・ゲームセンター・遊技場

2016年12月26日

遊技料金を変更した際に何か手続が必要ですか?(法務相談カルテ)


(プレイグラフ2014年6月号「法務相談カルテ」掲載)


A 消費税率の引き上げにともない、平成26年3月27日に、風営法施行規則のうち遊技料金に関する基準と賞品の価格の最高限度に関する基準等について改正する規則が公布され、同年4月1日から施行されています。
 規則施行前は、ぱちんこ屋営業における遊技料金について「消費税及び地方消費税を含めない」と解釈されていましたが、改正後は「消費税及び地方消費税を含む」こととなり、同時に遊技料金の上限についても、風営法施行規則第35条第1項第2号で定められた金額(玉1個につき4円、メダル1枚につき20円)に消費税等相当額を加えた金額とすることになりました。
 よって、消費税率が8%である現在においては、玉1個4.32円、メダル1枚21.6円が遊技料金の上限となります。
 さて、風営法にもとづく変更届出についてですが、もし公安委員会に対し届出の義務があるにもかかわらずこれを怠った場合は、刑事罰であれば30万円以下の罰金(風営法第55条)に、営業停止処分を受ける場合には5日以上20日以下、基準期間7日の営業停止等が想定されます。
では、どのような変更があった場合に届出をするべきであるかについては、風営法第9条第3項と第5条1項の部分で次の事項が挙げられています。

・氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名
・営業所の名称
・管理者の氏名及び住所
・法人にあっては、その役員の氏名及び住所
・営業所の構造又は設備につき一定の軽微な変更をしたとき

 上記の事項について変更があった際には、変更後一定の期間内に公安委員会へ届出をしなければなりませんが、遊技料金の変更の届出については法令上の記載がありません。
つまり、遊技料金を変更しただけであれば、公安委員会へ届出を行う法的な義務はないものと考えられます。
 但し、一部の地域では何らかの事情で遊技料金の変更について届出を行う慣行が存在している場合があります。これは法的な義務として行っているのではなく、行政庁に対するある種の報告や通知のような意味ではなかろうかと思います。
 ぱちんこ屋営業における遊技料金には冒頭説明したとおり金額の上限が定められていますので、この上限を超えた遊技料金で営業を行えば風営法に違反することとなりますし、その遊技料金を客から見やすいように表示することも義務付けられています。
 行政庁としては、遊技料金がどのように変更され、それがどのように表示されているかを把握できれば、法令違反を早期に発見して対処させることができますので、このような健全化のための配慮として、任意での届出が行われている場合があるのかもしれません。
 なお、遊技料金の変更にともなって精算機や両替機などの関連設備を撤去又は新設したなどの場合には、構造設備の変更として公安委員会に変更届出を行う義務がありますし、より大規模な又は客室の範囲に影響を及ぼすような変更を行おうとする場合であれば、変更承認申請が必要となるかもしれません。
 いずれにせよ、営業に関して何か変更があったとき、又はこれから変更しようとするときには、関係法令をよく読んで、自ら確認されることをお勧めします。



posted by 風営担当 at 14:19 | 法務相談カルテ